道路台帳って何だったっけ…?
認定幅員などがわかる道路の資料のことです。
こちらでは、道路台帳についてわかりやすく説明します。
現地調査で「認定幅員」と「現況幅員」を確認するため必要
道路台帳とは、
- 道路の名称(路線名)
- 路線番号
- 起点と終点
- 延長(長さ)
- 面積および路線認定された日付
などが記載された道路の維持管理のための資料です。付属する図面は、一般的に道路台帳平面図と呼ばれます。
道路台帳平面図には、道路幅員や側溝の寸法などが記載されています。
この道路台帳に記載された幅員を「認定幅員」といいます。場所によって幅員が異なることがあるため、「認定幅員4.23m〜5.75m」のように記載します。
認定幅員に対して、調査物件の場所における現地で測った幅員を「現況幅員」といいますが、必ずしも認定幅員と一致するわけではありません。一致しない場合、なぜこのような状態になっているのか詳細な調査が必要になります。
道路台帳は、道路法第28条において、道路管理者が作成し、保管する事が義務付けられています。また、道路管理者は道路台帳の閲覧を求められた時は、必ず閲覧できる状態にしておくことが求められています。インターネット上に掲載している自治体もありますが、ほとんどのケースは、役所に行って閲覧しなければなりません。
GoogleやYahoo!で「◯◯市 道路台帳」と調べれば、どこで閲覧できるのか出てきます。(例:大阪市の場合は建設局総務部管財課で閲覧可)
読んでもわからない・・・難しい・・・重説どうしたらいいんだ。。。
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