こちらでは、地番はどうやって調べるのか、詳しく説明します。
地番を調べる方法
土地の登記情報を取得するためには、その土地の地番が必要です。
住居表示による住所と地番が違う場合、次の方法で地番を調べることができます。
法務局に行って調べる
登記資料は、その不動産の所在地を管轄している法務局に保管されています。法務局HPの管轄のご案内で、管轄する法務局を調べることができます。
法務局には、ブルーマップという住居表示と地番を重ねて表示している住宅地図が備え付けられており、それで調べることができます。ただし、地方ではブルーマップを作成していないところもあります。
電話で調べる
ほとんどの法務局は、電話によっても住居表示から地番を教えてくれます。法務局HPの管轄のご案内で、管轄する法務局を調べると、「地番・家屋番号の照会」番号が記載されています。
インターネットで調べる
わざわざ法務局自体に行かなくても、インターネットで登記資料のデータを取得することができます。「登記情報提供サービス」というサイトを利用します。
こちらの地番検索サービスで調べることができます。
青く書かれた部分が地番です。
こちらは無料で調べることができます。登記情報提供サービスのトップページから、一時利用の「利用申込」を選択します。地番を検索するだけであれば無料ですが、検索した結果、実際に登記簿の中身をオンラインで確認する場合は、有料になります。
自分が所有している土地の場合
①登記識別情報や登記済証(権利証)
お持ちの登記識別情報や登記済証(権利証)で調べることができます。
登記識別情報と登記済証(権利証)
少し前まで、不動産登記が完了した時には、登記済みであることの証明として「権利に関する登記済証」いわゆる「権利書」が登記名義人に対して交付されていました。
しかし、2005(平成17)年3月の不動産登記法の改正によって、権利書を交付する制度を順次廃止し、その代わりに「登記識別情報(とうきしきべつじょうほう)」を登記名義人に通知する制度へとかわりました。
②固定資産税の納税通知書で調べる
固定資産課税台帳や納税通知書を見て調べることもできます。
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