壁芯と内法って何だったっけ…?
建物面積の表示方法です。
壁芯(へきしん)は、壁の中心線に囲まれた部分の面積です。
内法(うちのり)は、内壁で囲まれた部分の面積です。
どちらも確認しましょう!
壁芯(へきしん)は、壁の中心線に囲まれた部分の面積です。
内法(うちのり)は、内壁で囲まれた部分の面積です。
どちらも確認しましょう!
こちらでは、壁芯(へきしん)面積とはなにか、内法(うちのり)面積とはなにか、詳しく説明します。
建物面積の表示方法
建物面積を表示する方法として、壁芯(へきしん)と内法(うちのり)の2種類があります。
マンションの専有部分について、登記上の床面積は、分譲マンションのパンフレット記載の床面積より小さくなります。これは、床面積の計算方法が異なるからです。
壁芯は、壁の中心線により囲まれた部分の面積であり、分譲マンションの販売図面や戸建ての建物の登記簿で、面積を表示するときに利用されます。
内法は、内壁で囲まれた部分の面積であり、区分建物の専有部分の登記簿で、面積を表示するときに利用されます。区分建物とは、マンションのようにひとつの建物の中に、独立し区分された部屋(専有部分)が複数ある建物のことです。
マンションの住戸(専有部分)の登記上の面積(内法計算)は、専有部分の間の壁の分だけ、壁芯計算によるパンフレット面積より小さくなります。
マンションの売買取引は、分譲パンフレットの面積で行われることが多く、登記上の面積と一致しませんが、表示方法の違いによるものであり、問題ありません。
住宅ローン控除などの軽減措置を受けるためには、登記上の面積(内法面積)が適用されるので、注意しましょう。
(2021年からの住宅ローン控除についての詳細はこちら)
- 壁芯(へきしん):壁の中心線により囲まれた部分の面積
→ マンションのパンフレット記載の面積
→ マンションの売買取引は壁芯面積によるものが多い。 - 内法(うちのり):内壁で囲まれた部分の面積
→ マンションの登記上の面積
→ 住宅ローン控除などの軽減措置は登記上の面積が適用される。
読んでもわからない・・・難しい・・・重説どうしたらいいんだ。。。
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