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リースバック会社ランキングTOP3!利用者数・問い合わせ件数が多い会社はどこ?

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リースバック会社ランキングTOP3!利用者数・問い合わせ件数が多い会社はどこ?

リースバックの利用を検討する際に、問い合わせ数や利用者数が多いリースバック会社を知りたいという人も多いでしょう。

ここでは、近年増加傾向にあるリースバック業者の中から、利用者数・問い合わせ件数が多いリースバック会社トップ3をランキング形式でご紹介します。

具体的にわかるのは、次のようなことです。

【この記事で具体的にわかること】

  • 問い合わせ件数が多いリースバック会社ランキングトップ3
  • ランキングトップ3のリースバック会社のサービス内容と特徴
  • リースバック会社を選ぶポイントと注意点

リースバックの仕組みや利用の流れについては、「【リースバックのまとめ】家を売っても住み続けられる!利用方法や注意点を詳しく解説」で詳しく説明しています。ぜひ一読して参考にしてください。

この記事はこんな人におすすめ!
リースバックの利用を検討していて、リースバック会社を調べている人
利用者数や問い合わせ件数が多いリースバック会社を探している人
リースバック会社を選ぶポイントや注意点を知りたい人

リースバックは、家やマンションを売却してまとまったお金を受け取り、そのまま賃貸として住み続けられる点が特徴です。
近年、高齢者世帯の住み替えや金銭問題を解決する売却方法として利用が増加しており、
国土交通省ではトラブル防止の観点から、リースバックの適切な活用方法や注意点などをまとめた「住宅のリースバックに関するガイドブック」を公表しました。リースバックの利用を検討している方は、ぜひ一度確認してみてください。
国交省報道発表資料:住宅のリースバックに関するガイドブック」

1.リースバック会社問い合わせ件数ランキングトップ3

大手リースバック会社のうち、問い合わせ件数が多いトップ3のランキングをご紹介します。

リースバック会社ランキングTOP3

順位 ポイント

1位ハウス・リースバック16,000件(2019年分)

不動産業フランチャイズを全国展開しているハウスドゥが、2013年に開始したリースバックサービス

2位セゾンのリースバック9,000件(2021年度分)

クレディセゾンのグループ会社、株式会社セゾンファンデックスが提供しているリースバックサービス

3位リースバック+(プラス)15,000件(2020〜2022年分)

飯田グループホールディングスのグループ会社である一建設株式会社のリースバックサービス

ランキングトップ3のリースバック内容をまとめた比較一覧表がこちらです。

【リースバック会社トップ3比較一覧表】
商品名 ハウス・リースバック セゾンのリースバック 一建設のリースバック+
対応エリア 全国 全国 全国
対象物件 戸建て
マンション
(タイプによっては店舗・工場等も可)
戸建て
マンション
店舗・工場等
戸建て
マンション
店舗・工場等
普通借家契約 できる できる
できる
(標準タイプの場合)
契約までの最短日数 5日〜40日(プランによる) 2週間 即日

これらの3つのリースバックについて、それぞれどのような特徴やメリット、デメリットがあるのかを一つずつ詳しく説明します。

リースバックを利用したいけれども、どこが自分に合っているかわからなくて不安な方は、イクラ不動産の「安心してリースバック」をぜひご利用ください。

リースバックについて詳しく説明してもらえるだけでなく、無料&秘密厳守でどのリースバック業者を選べば良いのかがわかります。

2.リースバックランキングトップ3のサービス内容を比較

リースバックの問い合わせ件数が多い会社トップ3のサービス内容を説明します。

2-1.ハウス・リースバック

画像出典元:ハウス・リースバック公式HP

ハウス・リースバックは、フランチャイズ不動産業を展開しているハウスドゥが、2013年から開始したリースバックサービスです。

リースバックの先駆けとも言えるハウス・リースバックは、2019年時点で年間の問い合わせ数が16,000件、2022年では20,000件を超えています。

2-1-1.ハウス・リースバックの特徴

ハウス・リースバックの特徴は、さまざまなプランが選べる点です。

通常の「長期リースバック」に加え、次のようなリースバックプランがあります。

  • 短期リースバック
    2年以内に買戻しか退去をする代わりに家賃設定が安くなる
  • クイックリースバック
    最短、5日で売却、現金化できる(クイック手数料150,000円が必要)
  • シニア住み替えリースバック
    高齢者施設の入居待ちの間、賃貸として住むことができる
  • アセット・リースバック
    所有しているオフィスビルや事務所でリースバックができる

そのほか、リースバックで売却した家を、ハウスドゥがリフォームや建て替えをしてから賃貸できる「リフォームリースバック」や「新築リースバック」があります。

次のようなサービスがある点も、ハウス・リースバックの特徴です。

  • 女性チームが対応(1都3県限定)
  • 安心コールサービス、定期訪問サービス
  • 安心サポートサービス(有料)

2-1-2.ハウス・リースバックのデメリット

ハウス・リースバックには、一般的なリースバックにおけるデメリットである

  • 買取額が相場価格よりも3割ほど安くなる
  • 地域によっては家賃が相場より高くなる
  • 買戻し額が高めになることがある

これらに加えて、次のような注意点があります。

  • 現金化を急ぐ場合、15万円の手数料がかかる
  • 契約の際に調査費や事務手数料がかかる
  • 6ヵ月間、買戻しができない

また、多くのリースバックサービスでも同様ですが、売却額で住宅ローンを完済できない場合の任意売却に対応していない点や、借地に建てられている物件は対象外である点なども踏まえておくようにしましょう。

2-2.セゾンのリースバック

画像出典元:セゾンのリースバック公式HP

セゾンのリースバックは、大手ファイナンス企業であるクレディセゾンのグループ会社、株式会社セゾンファンデックスによるリースバックサービスです。

2016年にリースバックサービスを開始して以来、年々利用者数が増加し、2019年には問い合わせ件数が9,000件を超えました。

セゾングループが提供しているという安心感と、わかりやすくシンプルなリースバックの仕組みが人気です。

2-2-1.セゾンのリースバックの特徴

セゾンのリースバックには、従来のリースバックにありがちな「定期借家契約なので長く住めない」「契約時の諸費用が高い」「戸建てしか利用できない」「転売されないか不安」といった問題を解消した、次のような特徴があります、

  • 普通借家契約を結べる
  • 契約時の諸費用が無料
  • マンションやオフィスでも利用できる
  • 原則、転売冴えないので持ち主が変わる不安がない

また、不動産会社ではなく金融機関が提供しているサービスのため、転売される心配がない点がセゾンのリースバックのメリットです。

さらに、リースバック契約者向けに、次のようなサービスもあります。

  • 全国20万件以上の施設で優待サービスが受けられる「セゾンのリースバックCluboff」
  • 住まいのトラブルをサポートする「セゾンの駆けつけサービス」
  • 「セコムのホームセキュリティ」「HOME ALSOKみまもりサポート」「みまもりほっとライン」「くらしのセゾンハウスクリーニング」のいずれか1つを無料サービス

2-2-1.セゾンのリースバックのデメリット

セゾンのリースバックには、一般的なリースバックのデメリットである

  • 買取額が相場価格よりも3割ほど安くなる
  • 地域によっては家賃が相場より高くなる
  • 買戻し額が高めになることがある

これら以外に、特に大きな注意すべき点はありません。

ただし、ほかのリースバックサービスと同様に、売却額でローンが完済ができないオーバーローンの物件や評価額が極端に低い物件だと利用できない点に注意が必要です。

2-3.一建設のリースバック+(プラス)

画像出典元:リースバックプラス公式HP

一建設のリースバック+(プラス)は、飯田グループホールディングスのグループ会社である一建設株式会社が提供しているリースバックサービスになります。

2020年からリースバックサービスを開始し、約2年間で問い合わせ件数は15,000件を超えているようです。

2-3-1.一建設のリースバック+(プラス)の特徴

リースバック+(プラス)の特徴は、ライフプランに合わせて「標準プラン」と「定期プラン」、2つのリースバックタイプが選べる点です。

それぞれのプランは、次のように設定されています。

標準プラン
普通借家契約で、将来、買い戻す際に安く再購入できる点や、3年目以降の退去時に一建設の新築戸建てに住み替えることが可能な点などがメリット

定期プラン
定期借家契約だが、最大で1年間賃料が無料になる点がメリット

またどちらにも、次のような特徴があります。

  • 契約時の事務手数料、敷金、礼金などがかからない
  • 敷金を入れれば賃料減額
  • 契約者限定の24時間ホームセキュリティや高齢者見守りサービスなどがある

2-3-2.一建設のリースバック+(プラス)のデメリット

一建設のリースバック+(プラス)には、一般的なリースバックのデメリットである

  • 買取額が相場価格よりも3割ほど安くなる
  • 地域によっては家賃が相場より高くなる
  • 買戻し額が高めになることがある

これら以外に、契約時に事務手数料が一律27万5,000円(税込)かかるという注意点があげられます。

また、ほかのリースバックと同様に、買取額で残っている住宅ローンが完済できない「オーバーローン」の物件だと利用できません。

3.リースバック会社を選ぶポイントと注意点

家の売却代金を受け取り、そのまま賃貸として住み続けられるリースバックは、まとまったお金が必要だけれども引っ越しはしたくない人におすすめの売却方法です。

しかし、リースバックの選び方やデメリットを知っておかないと、あとで後悔することになりかねません。

リースバックでの失敗や後悔事例については、「リースバックで失敗・後悔した事例7つとトラブル回避法・失敗しないコツを紹介」で詳しく紹介しています。ぜひ読んでみてください。

ここでは、リースバック会社を選ぶポイントや利用する際の注意点を詳しく説明します。

3-1.買取額で選ぶ場合の注意点

リースバック会社を選ぶポイントとして、まず買取額が高いかどうかを重視する人も多いでしょう。

特に、少しでも多くまとまったお金を手に入れたい場合、買取額の高さがリースバック会社選びのポイントになるかもしれません。

しかし、一般的にリースバックの買取額は相場価格よりも3割程度安くなります。

例えば、相場価格が3,000万円程度の物件の場合、手元に入るお金は次のとおりです。

  • 仲介で売却した場合約3,000万円
    (ここから仲介手数料などの売却にかかる費用を差し引く)
  • リースバックの場合約2,100万円
    (ここからリースバックにかかる諸費用を差し引く)

売却額が3,000万円の場合、仲介手数料の上限額は 3,000万円×0.03+6万円=96万円(税別)です。リースバック会社によっては、契約時に買取の仲介手数料がかかるところもあります。

リースバックの契約時にかかる諸費用は、リースバック会社によって異なるため、諸費用を差し引いて最終的に手元に残る額がいくらになるかを計算することが大切です。

また、買取額を基準に賃料が決まるリースバック会社が多いため、買取額が高くなると家賃も高くなる可能性があることを踏まえておきましょう。

3-2.賃貸借契約内容によって選ぶ場合のポイント

リースバックを選ぶポイントとして、賃貸借契約の内容も大切です。

まず、「普通借家契約」なのか「定期借家契約」なのかを必ず確認しなければなりません。

普通借家契約とは、契約期間が満了した際に、契約を更新することができる賃貸契約です。借家人が希望すれば、契約更新を重ねて住み続けることができます

一方、定期借家契約だと、あらかじめ定められた契約期間が満了すれば、同一条件で再度契約を結べる場合もありますが、契約更新はできません

普通借家契約と定期借家契約の違いをまとめたものが、次の表です。

【普通借家契約と定期借家契約の違い】
普通借家契約 定期借家契約
契約期間 1年以上 制限なし
契約満了時の更新 できる できない(再契約できる場合もある)
賃料の増減 特約にかかわらず可能 特約の定めに従う
中途解約 できる
特約で定めがあれば従う
やむを得ない理由があてばできる
特約で定めがあれば従う

長く住み続けたいのであれば、普通借家契約のリースバックを選ぶ必要があります。

ただし、定期借家契約にすることで、家賃を安く設定できるリースバックもあるため、どのようなリースバックを希望するかに合わせて、賃貸借契約内容を選ぶことが大切です。

3-3.契約時の諸費用で選ぶ場合のポイント

リースバック会社によって、契約時や利用開始時にかかる費用が大きく異なります。

契約手数料が無料であっても、物件の調査費用や賃貸契約の際の費用など、多種多様な費用を請求されるリースバック会社もあるため注意が必要です。

また、リースバック契約の事務手数料とは別に、買取の際に仲介手数料がかかるところもあります。

リースバックを利用する際は、買取額だけでなく、契約にかかる費用、家賃、賃貸契約更新時の費用、買戻し額の取り決めなどを確認し、計算したうえで選ぶようにしましょう。

3-4.買戻し額で選ぶ場合のポイント

それほど多くありませんが、一時的な金銭的措置としてリースバックを利用し、将来買い戻すことを考えている人もいるかもしれません。

不動産市場にかかわらず、「買い戻し額は、買い取った額の何割増し」と決まっているリースバック会社もあるため、将来、買い戻す予定がある場合は、買い戻し額を必ず確認しておくことが大切です。

また、一定期間買い戻せない場合や、買い戻す際に仲介手数料や諸費用がかかる場合もあります。

買戻し額についてだけでなく、条件の取り決めについて確認、納得したうえで契約することが大切です。

まとめ

ご主人様
家を売ったお金は必要だけど、引っ越しはしたくないな…

家の売却代金を手に入れてから賃貸として住み続けることができるリースバックは、このような方におすすめの家の売却方法です。

しかし、リースバック会社やリースバックサービスによって契約内容やサービスが違うため、どれを選べば良いのかわからず困っている人も多いでしょう。

リースバックを利用する際は、問い合わせ数や利用者数が多い大手の会社を選ぶのも一つの手ですが、それ以上に、買取額や家賃といったお金のことを含めた契約内容を細かく調べて比較し、自分の状況に合ったものを探すことが大切です。

リースバックを利用したいけれども、

  • リースバックが自分の状況に合っているかわからない
  • どのリースバック会社を選べばよいかわからない
  • さまざまなリースバック業者を比較して選びたい

このような方は、ぜひイクラ不動産でご相談ください。

数あるリースバック会社のサービス内容が一度にわかるため、あなたの状況に合ったリースバック会社を選ぶことができます

また、無料&秘密厳守自分の家がいくらで売れていくらで貸してもらえるのか、そもそもリースバックに向いている状況なのかといったリースバックについて相談することが可能です。

さらに、わからないことがあれば宅建士の資格を持ったイクラ不動産の専門スタッフにいつでも無料で相談できるため、リースバックや不動産売却がはじめての方でも安心して利用できます。

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