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【島根県版】「マンションを売却した理由」ランキングTOP7&理由別の「上手な伝え方」

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【島根県版】「マンションを売却した理由」ランキングTOP7&理由別の「上手な伝え方」

島根県の「マンションを売却した理由」について、売主様アンケートの回答をランキング形式で紹介し、あわせて買主への上手な売却理由の伝え方を解説します。

マンションを売却した理由
ランキングTOP7

順位 ポイント

1位 住み替え(家族の変化・より良い住まいを求めて) (25.0%)

島根県でマンション売却をした理由でトップとなったのは「住み替え」という結果でした。 家族が増える、子供が独立するなど、家族のスタイルが変化することにより住まいを見直す人が目立ちます。

2位 売り時だと思ったから(20.0%)

島根県でのマンション売却理由の第2位は「売り時だと思ったから」です。 島根県の中古マンション売却価格は、横ばいからやや下降気味なので、これ以上下がらないうちに売却しようという動きもあるようです。

3位ローンの返済苦など金銭的な理由 (15.0%)

第3位の売却理由は「ローンの返済苦など金銭的な理由」によるという結果でした。

4位転勤・転職(仕事や勤務地の変化など) (10.0%)

第4位は「転勤・転職」を理由とするマンション売却です。 短期の転勤ならば空き家にしておくケースもありますが、戻ってこない可能性が高いときは売却する人が多いようです。

5位離婚・別居 (10.0%)

マンション売却理由として「離婚・別居」によるというものは第5位でした。 島根県の離婚率は1.25(人口千対:2022年)で、全国平均より低い状況です。離婚をすると同じ家には住まないため、自宅を処分するケースが多く見られます。

6位 相続関連 (10.0%)

相続関連によるマンションの売却理由が第6位でした。 相続したマンションをそのままにしておくと管理に手間がかかるだけでなく、固定資産税も収めなければならないため、売却を検討する人が多いです。

7位 その他 (10.0%)

親が介護状態になったため、実家に戻って同居するなどのケースも見られます。 介護は子育てと違い、将来的な見通しが立ちません。長期戦になると考えて現在の自宅を売却し、実家に戻る人も少なからずいるといえます。
<調査概要>(データ参照元)
イクラ不動産で不動産を売却した売主様に向けたアンケート調査
<実施方法>
実施日 2022年10月〜2023年11月

順位別に実際の売主様の声&買主への上手な伝え方をご紹介

こちらでは、マンション売却を決めた売主の実際の回答に加えて、売却理由別に買主への上手な伝え方を解説しています。

1位(25.0%)住み替え(家族の変化・より良い住まいを求めて)

〈売主様の実際の回答・声〉

【松江市 U様】
主人が定年退職を迎えたので、娘夫婦の近くに住み替えることにしました。子育てを手伝いながら悠々自適に暮らしたいと思います。思ったより高値で売れたので喜んでいます。

〈買主への上手な伝え方〉

定年退職をきっかけに新しい住環境を選ぶなどの売却理由は、前向きなイメージを与えます。買主にはそのまま事実を伝えても良いでしょう。

買い替えや住み替えの相談については、「家の買い替え・住み替えの相談はどこにするべき?」で、また買い替え全般については、「【買い替え(住み替え)×自宅売却まとめ】流れと成功のコツ・考え方を基本から解説」で詳しく説明しています。

2位(20.0%)売り時だと思ったから

〈買主への上手な伝え方〉

中古マンションの価格が上昇しているからという理由だけでなく、下降傾向にあるのでこれ以上下がらないうちに売却するというケースもあります。

また、築年数が古くなると経年劣化が進んで修繕費がかさむため、老朽化する前に売却する人も多いです。

いずれにしても、買主には正直に伝えず、単なる「住み替え」や「資産整理のため」と伝えておけば十分でしょう。

3位(15.0%)ローンの返済苦など金銭的な理由

〈売主様の実際の回答・声〉

【松江市 E様】
家賃を払うよりも安くというセールストークから、住宅ローンを組んでマンションを購入しました。しかし、購入後、家族が病気になり私が面倒をみることになり、月々の支払いやボーナス時の支払いが苦しくなったので売却することにしました。なかなか売れなかったのですが、少し値下げすることで何とか売れました。

〈買主への上手な伝え方〉

さまざまな金銭的な苦境により、マンションをはじめとする自宅を売却する人も少なくありません。

ただし、金銭的に困窮していることが分かると買主に買い叩かれる可能性もあるため、通常の住み替えであると伝えておきましょう。

4位(10.0%)転勤・転職(仕事や勤務地の変化など)

〈売主様の実際の回答・声〉

【松江市 H様】
福岡本社に転勤になったのをきっかけに、松江市で購入した築10年のマンションを売却しました。かなり長期間にわたり福岡にいることが決まったからです。3ヶ月くらいで売却できたので良かったと思います。

〈買主への上手な伝え方〉

転勤の期間が長い場合、あるいは戻らない可能性が高いときは、現在の住まいを売却することは珍しくありません。特にマイナスの印象を与えないため、転勤による「住み替え」であると買主に伝えて問題ありません。

転勤による売却については、「転勤で持ち家をどうする?判断基準と高く売るためのポイントを解説!」や「転勤でお家売却!失敗しない不動産会社選びのポイント」で詳しく説明しています。ぜひ読んでみてください。

5位(10.0%)離婚・別居

〈売主様の実際の回答・声〉

【松江市 I様】
よくある話だと思いますが、子供が生まれてから夫婦仲が険悪になり、離婚することになりました。結婚時に購入したマンションのローンが残っていましたが、売却代金で完済できたので思い切って売ってしまいました。財産分与分はありませんでしたが、一緒に持ち続けていても仕方ないので売ってよかったと思います。

〈買主への上手な伝え方〉

離婚による売却は買主に良い印象を与えません。一般的な住み替えであると伝えるほうが得策です。

基本的に、説明が義務付けられた以下の4つの瑕疵にあたらず、物件そのものに関係がないのであれば、個人的な理由を説明する必要はありません。

〈一覧表 説明が義務付けられている瑕疵4つ〉
瑕疵の種類 概要 具体例
心理的瑕疵 買主の心理状態に悪影響を与える恐れのある場合 ・過去に自殺や事故があった物件
・嫌悪施設の跡地 等
法律的瑕疵 現在の建築基準法に違反している、もしくは法的制限のある場合 ・再建築不可物件
・建築基準法違反
・市街化調整区域に建っている 等
物理的瑕疵 土地・家屋そのものに欠陥がある場合 ・耐震強度不足
・地中埋設物
・シロアリによる被害・ヒビ、水漏れ 等
環境瑕疵 物件を取り巻く環境に問題がある場合 ・隣人トラブル
・嫌悪施設の付近である
・騒音がある 等

離婚による売却については、「【離婚×不動産売却まとめ】離婚時の不動産の扱いについて基本から解説 」でまとめて説明しています。ぜひ読んでみてください。

6位(10.0%)相続関連

〈売主様の実際の回答・声〉

【松江市 D様】
相続した実家のマンションを人に貸そうかどうか迷いましたが、クレームをつけられるなど、何かと面倒なことが多そうなので売却することにしました。思ったより早く売れたのでホッとしています。

〈買主への上手な伝え方〉

相続して賃貸に出すことを考える人もいますが、賃貸経営は思ったより大変なことが多いことから、売却に切り替えるケースもあります。買主には相続したけれども使わないからなどと、当たり障りなく伝えると良いでしょう。

7位(10.0%)その他

〈買主への上手な伝え方〉

購入後、近隣に騒音を発する施設が建築され、住環境が悪くなってしまうことからマンションを売却したというケースも見受けられます。 何らかの瑕疵やトラブルがあってマンションを売却する場合は、買主にその事実を伝えることが必要です。このような場合は、不動産会社に相談しましょう。

この記事のポイントまとめ

今回のアンケート調査からわかったことは、次のとおりです。

  • 島根県のマンション売却理由は「住み替え」であり、次に多いのは「売り時だと思ったから」という結果だった。どちらかと言えば、これ以上価格が下がらないうちに売却したというケースが多い。
  • 島根県で中古マンションの売買取引がおもに行われているのは松江市である。
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