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【徳島県版】「マンションを売却した理由」ランキングTOP7&理由別の「上手な伝え方」

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【徳島県版】「マンションを売却した理由」ランキングTOP7&理由別の「上手な伝え方」

徳島県の「マンションを売却した理由」について、売主様アンケートの回答をランキング形式で紹介し、あわせて買主への上手な売却理由の伝え方を解説します。

マンションを売却した理由
ランキングTOP7

順位 ポイント

1位 住み替え(家族の変化・より良い住まいを求めて) (32.0%)

徳島県のマンションを売却した理由で一番多かった理由は「住み替え」です。 定年退職や子供の独立など、ライフステージの変化により住まいを変える人が多く見受けられます。

2位 売り時だと思ったから(16.0%)

徳島県においても、今が売り時であると考えてマンションを売却する人が少なくありません。 徳島県の中古マンションの価格は、ここ数年間で横ばいから少し上昇している状況です。

3位 転勤・転職(仕事や勤務地の変化など)(12.0%)

徳島県で、マンションの売却理由として3位にランクインしたのは、転勤や転職にともなってというものです。 遠方に住むことになり、将来的に戻る予定のない場合は売却するケースが少なくありません。

4位相続関連 (12.0%)

4位になったマンションの売却理由は「相続関連」です。 内閣府が調査した徳島県の同居率は年々下がっており、このような傾向から、今後も相続したマンションを売却する人は増える可能性があると考えられます。

5位 その他(12.0%)

マンションを売却する人の中には、物件に瑕疵があるなどの理由で自宅を売りに出す人もいます。ほかにも、投資用物件を売却するケースもあるようです。

6位 離婚・別居(8.0%)

「離婚・別居」によりマンションを売却したという回答が6位でした。 徳島県の離婚率は1.44(2022年:人口千対)と全国平均よりも高く、離婚が理由で自宅マンションを売却ケースも一定数存在します。

7位ローンの返済苦など金銭的な理由 8.0%)

ローンの返済苦など金銭的な事情によりマンションを売却するという理由が最後という結果でした。
<調査概要>(データ参照元)
イクラ不動産で不動産を売却した売主様に向けたアンケート調査
<実施方法>
実施日 2022年10月〜2023年11月

順位別に実際の売主様の声&買主への上手な伝え方をご紹介

こちらでは、マンション売却を決めた売主の実際の回答に加えて、売却理由別に買主への上手な伝え方を解説しています。

1位(32.0%)住み替え(家族の変化・より良い住まいを求めて)

〈売主様の実際の回答・声〉

【徳島市 T様】
子供が独立して大阪で就職し、もう徳島に戻ってくることはないとのことだったので、少し狭くて交通の便が良いところにあるマンションに住み替えることにしました。老後は利便性の高いエリアで住みたいと考えていたからです。築年数うの古いマンションでしたが、そこそこ価格で売れたので喜んでいます。

〈買主への上手な伝え方〉

セカンドライフを快適に暮らすためや家族の変化などの理由による住み替えは、前向きなイメージを与えます。 買主にはそのまま伝えて問題ないでしょう。

買い替えや住み替えの相談については、「家の買い替え・住み替えの相談はどこにするべき?」で、また買い替え全般については、「【買い替え(住み替え)×自宅売却まとめ】流れと成功のコツ・考え方を基本から解説」で詳しく説明しています。

2位(16.0%)売り時だと思ったから

〈売主様の実際の回答・声〉

【徳島市 D様】
いつ売ろうかと悩んでいたマンションがあったのですが、全国的に中古マンションの価格が上がっており、徳島市でも良い値段がついていると聞いたので売却しました。よい時に売ったと思います。

〈買主への上手な伝え方〉

自宅マンションを売って新しい物件を購入する場合は、できるだけ高めに売りたいものです。

ただし、売主が得をするイメージは、買主にはなるべく与えないようにしましょう。通常の「住み替え」であると伝えれば十分です。

3位(12.0%)転勤・転職(仕事や勤務地の変化など)

〈売主様の実際の回答・声〉

【徳島市 T様】
大阪から徳島に転勤になった時にマンションを買ったのですが、それから10年経ち、転職で大阪に戻ることになったのでマンションを売ることにしました。転職の手続きが完了する頃に売れたので、幸先の良いスタートとなりました。

〈買主への上手な伝え方〉

転勤や転職で移動するのをきっかけに売却するケースもあります。 特に珍しいことではなく買主に悪い印象を与えることもないため、そのまま理由を伝えても問題ありません。

転勤による売却については、「転勤で持ち家をどうする?判断基準と高く売るためのポイントを解説!」や「転勤でお家売却!失敗しない不動産会社選びのポイント」で詳しく説明しています。ぜひ読んでみてください。

4位(12.0%)相続関連

〈買主への上手な伝え方〉

近年では単身者が多く、兄弟が残した不動産を相続する人も珍しくありません。買主には「相続で」と伝えれば良いでしょう。

ただし、室内で孤独死があり発見までに時間がかかったような場合は、買主に説明をしなければなりません。不動産会社の担当者に、どのように説明するかを相談しましょう。

説明が義務付けられている瑕疵には、下図のような種類があります。

〈一覧表 説明が義務付けられている瑕疵4つ〉
瑕疵の種類 概要 具体例
心理的瑕疵 買主の心理状態に悪影響を与える恐れのある場合 ・過去に自殺や事故があった物件
・嫌悪施設の跡地 等
法律的瑕疵 現在の建築基準法に違反している、もしくは法的制限のある場合 ・再建築不可物件
・建築基準法違反
・市街化調整区域に建っている 等
物理的瑕疵 土地・家屋そのものに欠陥がある場合 ・耐震強度不足
・地中埋設物
・シロアリによる被害・ヒビ、水漏れ 等
環境瑕疵 物件を取り巻く環境に問題がある場合 ・隣人トラブル
・嫌悪施設の付近である
・騒音がある 等

5位(12.0%)その他

〈売主様の実際の回答・声〉

【徳島市 H様】
投資用マンションを購入して所有していましたが、まとまったお金が必要になったので売却することにしました。

〈買主への上手な伝え方〉

投資用物件としてマンションを売却する場合は、レントロールや修繕記録などをあらかじめ準備しておくとスムーズに話を進めやすくなります。不動産会社の担当者に、何が必要かを聞いておくと良いでしょう。

6位(8.0%)離婚・別居

〈買主への上手な伝え方〉

離婚は一般的にマイナスな印象を与えるため、買主には単なる「住み替え」であると伝えましょう。

基本的に、説明が義務付けられた瑕疵にあたらず、物件そのものに関係がないのであれば、個人的な理由を説明する必要はありません。「住み替え」などと濁して伝えるほうが良いでしょう。

離婚による売却については、「【離婚×不動産まとめ】離婚時の不動産の扱いについて基本から解説 」でまとめて説明しています。ぜひ読んでみてください。

7位(8.0%)ローンの返済苦など金銭的な理由

〈売主様の実際の回答・声〉

【徳島市 H様】
勤務先でリストラされ、転職活動をしていましたがなかなか転職先が見つからず、住宅ローンの返済に困るようになりました。そのため、自宅マンションを売却しましたが、競売になる前に何とか改善策が取れたため、早めに決断して良かったと思います。

〈買主への上手な伝え方〉

不動産を購入したときの経済状態が、いつまでも続くとは限りません。住宅ローンの返済に困るようになったら、一刻も早く改善策を講じる必要があります。買主には経済的状況を知らせる必要はないため、一般的な「住み替え」と伝えれば大丈夫です。

この記事のポイントまとめ

今回のアンケート調査からわかったことは、次のとおりです。

  • 徳島県におけるマンション売却理由は、住み替えがトップという結果だった。
  • 徳島市内のマンションは、横ばいからやや上昇傾向にあるため、売り時だと思って売却する人も多かった。
  • コロナ禍が落ち着いたとは言え、経済的な理由からマンションを売却する人もまだ一定割合いる。
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