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【鳥取県版】「マンションを売却した理由」ランキングTOP7&理由別の「上手な伝え方」

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【鳥取県版】「マンションを売却した理由」ランキングTOP7&理由別の「上手な伝え方」

鳥取県の「マンションを売却した理由」について、売主様アンケートの回答をランキング形式で紹介し、あわせて買主への上手な売却理由の伝え方を解説します。

マンションを売却した理由
ランキングTOP7

順位 ポイント

1位 住み替え(家族の変化・より良い住まいを求めて) (39.1%)

鳥取県でマンション売却をした理由で一番多かったのは「住み替え」という結果でした。 家族のライフスタイルの変化や満足のいく住まいを求めて住み替える人が多くいます。

2位 売り時だと思ったから(17.4%)

今が「売り時」と考えてマンションを売却したという理由が2位にランクインしました。 鳥取県の中古マンションの相場価格はこの数年間で徐々に上昇しており、特に鳥取市内での需要が高いようです。

3位 ローンの返済苦など金銭的な理由(13.0%)

鳥取県でマンションを売却した理由の第3位は、ローンの返済苦などの金銭的な問題からという結果でしが。ほかにも、介護費用でまとまった資金が必要になり、子供が親の代理としてマンションを売却する事例も珍しくありません。

4位転勤・転職(仕事や勤務地の変化など) (8.7%)

鳥取県で第4位にランクインしたマンションの売却理由は「転勤・転職」によるというものです。 仕事をする場所が変わることで、住環境を見直す人も存在します。

5位 離婚・別居(8.7%)

鳥取県の離婚率は1.42(人口千対:2022年)と、全国平均と同じで決して高い方ではありませんが、離婚の財産分与でマンションを売却する人も一定数見受けられます。

6位相続関連 (8.7%)

マンションを相続しても利用する予定がない場合は、売却する例がよく見られます。鳥取県でも同様の傾向があるようです。

7位 その他 (4.3%)

マンションに何らかの不具合があることが原因で、売却するケースも見られます。 例えば、耐震強度不足などで不安があるためマンションを売却する場合は、買主にその事実を伝えることが必要です。
<調査概要>(データ参照元)
イクラ不動産で不動産を売却した売主様に向けたアンケート調査
<実施方法>
実施日 2022年10月〜2023年11月

順位別に実際の売主様の声&買主への上手な伝え方をご紹介

こちらでは、マンション売却を決めた売主の実際の回答に加えて、売却理由別に買主への上手な伝え方を解説しています。

1位(39.1%)住み替え(家族の変化・より良い住まいを求めて)

〈売主様の実際の回答・声〉

【米子市 O様】
子供2人が独立して夫婦だけになったので、もっと狭いマンションへの住替えを決意しました。今のマンションは駅から少し離れていたのですが、駅に近い生活に便利なところが見つかったので、車に乗ることも少なくなりよかったです。

〈買主への上手な伝え方〉

家族構成が変わることにより、住環境を見直すことは不自然ではありません。買主にはそのまま事実を伝えても問題ないでしょう

買い替えや住み替えの相談については、「家の買い替え・住み替えの相談はどこにするべき?」で、また買い替え全般については、「【買い替え(住み替え)×自宅売却まとめ】流れと成功のコツ・考え方を基本から解説」で詳しく説明しています。

2位(17.4%)売り時だと思ったから

〈売主様の実際の回答・声〉

【米子市 N様】
築15年が経過して、そろそろ内装や建具が傷み出したので、資産価値が崩れないうちに自宅マンションを売却しました。今のところ、鳥取県の中古マンションの売却価格は高水準をキープしていることも理由の一つです。結果的に希望価格で売れたので喜んでいます。

〈買主への上手な伝え方〉

鳥取市内の中古マンションは価格をキープしており、売る側にとっては嬉しい状況です。下がらないうちに売却しようというケースも見受けられます。

しかし、買主にしてみると高値で買わされたという印象を受けるため、金銭的な事柄は告げずに通常の「住み替え」であると伝えたほうが無難でしょう。

3位(13.0%)ローンの返済苦など金銭的な理由

〈売主様の実際の回答・声〉

【米子市 M様】
主人が病気になってしまい多額の医療費が必要になったため、自宅マンションを売却することに。思ったより高値で売れたので安心しました。私は病院に近い賃貸アパートを借りてしばらく過ごす予定です。

〈買主への上手な伝え方〉

思いがけなく病気になってしまった場合、高額な医療費が必要になり不動産を売却することがあります。 ただ、買主には金銭的な事情を話す義務はありません。ただの「住み替え」であると伝えましょう。

4位(8.7%)転勤・転職(仕事や勤務地の変化など)

〈買主への上手な伝え方〉

遠方に転職することになり、現在住んでいるマンションを売却して資産整理をするのはよくあるケースです。マイナスの印象は与えないため、買主には転職による「住み替え」であると伝えても問題ありません

転勤による売却については、「転勤で持ち家をどうする?判断基準と高く売るためのポイントを解説!」や「転勤でお家売却!失敗しない不動産会社選びのポイント」で詳しく説明しています。ぜひ読んでみてください。

5位(8.7%)離婚・別居

〈売主様の実際の回答・声〉

【鳥取市 T様】
15年前に結婚と同時にマンションを購入。子供もおらず夫婦で暮らしていたのですが、主人の浮気が発覚したので離婚することになりました。幸い住宅ローンがなかったので、売却したお金は慰謝料として私が全額もらいました。

〈買主への上手な伝え方〉

どのような事情があるにせよ、「離婚」は買主にマイナスイメージを与える可能性があります。 そのため、単なる「住み替え」であると伝えておくほうが良いでしょう。

離婚による売却については、「【離婚×不動産売却まとめ】離婚時の不動産の扱いについて基本から解説 」でまとめて説明しています。ぜひ読んでみてください。

6位(8.7%)相続関連

〈売主様の実際の回答・声〉

【米子市 K様】
独身だった兄が亡くなり、一人暮らしをしていたマンションを相続しましたが、特に利用する予定もないため売却しました。キレイ好きな性格だったので部屋の中は荒れておらず、ほぼ市場価格で売れました。

〈買主への上手な伝え方〉

近年では単身者が増えており、兄弟が不動産を相続する事例も珍しくありません。孤独死で見つかったなど特殊な理由でない場合は、通常の「相続」による売却と伝えても問題ありません。

基本的に、説明が義務付けられた以下の4つの瑕疵にあたらず、物件そのものに関係がないのであれば、個人的な理由を説明する必要はありません。「住み替え」などと濁して伝えるほうが良いでしょう。

〈一覧表 説明が義務付けられている瑕疵4つ〉
瑕疵の種類 概要 具体例
心理的瑕疵 買主の心理状態に悪影響を与える恐れのある場合 ・過去に自殺や事故があった物件
・嫌悪施設の跡地 等
法律的瑕疵 現在の建築基準法に違反している、もしくは法的制限のある場合 ・再建築不可物件
・建築基準法違反
・市街化調整区域に建っている 等
物理的瑕疵 土地・家屋そのものに欠陥がある場合 ・耐震強度不足
・地中埋設物
・シロアリによる被害・ヒビ、水漏れ 等
環境瑕疵 物件を取り巻く環境に問題がある場合 ・隣人トラブル
・嫌悪施設の付近である
・騒音がある 等

7位(4.3%)その他

〈買主への上手な伝え方〉

その他の売却理由として、近隣トラブルやマンションの瑕疵などが原因の場合もあります。このような場合は、まず不動産会社に相談をして、買主にうまく伝えてもらうようにしましょう。

この記事のポイントまとめ

今回のアンケート調査からわかったことは、次のとおりです。

  • 鳥取県のマンション売却理由は「住み替え」であり、次に多いのは「売り時だと思ったから」という結果だった。
  • 鳥取県で中古マンションの売却が活発に行われているのは米子市である。
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