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【青森県版】「マンションを売却した理由」ランキングTOP7&理由別の「上手な伝え方」

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【青森県版】「マンションを売却した理由」ランキングTOP7&理由別の「上手な伝え方」

青森県の「マンションを売却した理由」について、お客様アンケートの回答をランキング形式で紹介し、あわせて買主への上手な売却理由の伝え方を解説します。

マンションを売却した理由
ランキングTOP7

順位 ポイント

1位 住み替え(家族の変化・より良い住まいを求めて) 56.9%

青森県のマンション売却理由として、「住み替え」が最も多いという結果でした。青森県は転出者が転入者の数を大きく上回る「転出超過」の傾向が全国で最も強く、県外に住み替える際にマンションを売り出すケースもあるようです。

2位 転勤・転職(仕事や勤務地の変化など) 13.8%

青森県内から関東圏内などへの転勤・転職を理由とするマンション売却も多く見受けられました。単身赴任や賃貸に出すことを選ぶケースが少ないので、戸建てや土地に比べて売却理由となる割合が高いです。

3位 離婚・別居 8.6%

青森県の離婚率は全国平均と比べそれほど高くありません。しかし、離婚する人が最も多くなるのはおおむね30代で、ちょうどマンションを購入する世代と重なっていることから、戸建てや土地よりも売却理由として多くなっていると考えられます。

4位 ローンの返済苦など金銭的な理由6.9%

不測の事態や環境の変化により、当初は問題ないと思われた住宅ローンの返済が大変になり、売らざるを得なくなる場合があります。住宅ローンの支払いが滞り、金融機関から督促状が届いたあとで、不動産会社に相談し任意売却を行うケースも多くなっています。

5位相続関連 (5.2%

マンションを相続したものの使う予定がないためすぐに売却するケースが多いですが、空き家のまま放置し続けて管理費用や管理の手間がかかるため、数年後に売却するといったケースもあります。

6位 その他5.2%

投資用物件のマンションを売却したという理由が、青森県でも比較的多く見受けられました。

7位売り時だと思ったから 3.4%

不動産市場や景気変動のほか、「買った時よりも値上がりしている」、「維持管理費用が高く、持ち続けていると損をする」など、売り時を考えて判断したという方も多いようです。
<調査概要>(データ参照元)
イクラ不動産で不動産を売却した売主様に向けたアンケート調査
<実施方法>
実施日 2022年10月〜2023年11月

順位別に実際のお客様の声&買主への上手な伝え方をご紹介

こちらでは、マンション売却を決めた売主の実際の回答に加えて、売却理由別に買主への上手な伝え方を解説しています。

1位(56.9%)住み替え(家族の変化・より良い住まいを求めて)

〈売主様の実際の回答・声〉

【弘前市 H様】
定年退職を機に息子のいる北海道へ引っ越すことしたため、今までずっと住んでいたマンションを売却することにしました。水回りをきれいにリフォームしたため、思っていたよりも早く買い手がつき、売ることができたので清々しく、安心した気持ちで北海道へ移住できそうです。

「結婚・出産・独立などでライフスタイルが変化した」という人がかなり多いという結果でした。

ほかにも「利便性より周辺環境を重んじるようになったので、郊外の戸建てに買い替えた」「息子・娘の近くへ住み替える」などの理由でマンションを売却したケースもあります。

〈買主への上手な伝え方〉

住み替えはマンションの売却理由としてはメジャーなため、買主にそのままを伝えても悪くとられる心配はまずないでしょう。

買い替えや住み替えの相談については、「家の買い替え・住み替えの相談はどこにするべき?」で、また買い替え全般については、「【買い替え(住み替え)×自宅売却まとめ】流れと成功のコツ・考え方を基本から解説 」で詳しく説明しています。

2位(13.8%)転勤・転職(仕事や勤務地の変化など)

〈売主様の実際の回答・声〉

【青森市 N様】
人事から転勤を命じられ、秋田県に引っ越しすることにしました。築年数の浅いマンションで駅近だったこともあり、すぐに買い手が見つかりました。とてもスムーズな売却をすることができたと思います。

〈買主への上手な伝え方〉

転勤・転職による売却も理由としてメジャーなため、正直に伝えて問題ないでしょう。

転勤による売却については、「転勤で持ち家をどうする?判断基準と高く売るためのポイントを解説!」や「転勤でお家売却!失敗しない不動産会社選びのポイント」で詳しく説明しています。ぜひ読んでみてください。

3位(8.6%)離婚・別居

〈売主様の実際の回答・声〉

【青森市 S様】
夫と折りが合わなくなり喧嘩することがとても増えたため、離婚することに決めました。初めてマンションを売ることになったのでどうしていいか分からず精神的に不安定でしたが、不動産会社に相談したことでなんとか売却することができたので本当に良かったです。

離婚を原因とする売却も、土地・戸建てに比べてマンションのほうが多い傾向にあります。

離婚が原因による売却に詳しい不動産会社に相談をもちかけることでスムーズな売却が可能になるほか、視野になかった選択肢が出てくる可能性もあるため、迷っているときは相談するのがおすすめです。

〈買主への上手な伝え方〉

離婚・別居といったネガティブな理由は、正直に言うと買主の印象を下げてしまう恐れがあります。

基本的に、説明が義務付けられた以下の4つの瑕疵にあたらず、物件そのものに関係がないのであれば、個人的な理由を説明する必要はありません。「住み替え」などと濁して伝えるのがおすすめです。

〈一覧表 説明が義務付けられている瑕疵4つ〉
瑕疵の種類 概要 具体例
心理的瑕疵 買主の心理状態に悪影響を与える恐れのある場合 ・過去に自殺や事故があった物件
・嫌悪施設の跡地 等
法律的瑕疵 現在の建築基準法に違反している、もしくは法的制限のある場合 ・再建築不可物件
・建築基準法違反
・市街化調整区域に建っている 等
物理的瑕疵 土地・家屋そのものに欠陥がある場合 ・耐震強度不足
・地中埋設物
・シロアリによる被害・ヒビ、水漏れ 等
環境瑕疵 物件を取り巻く環境に問題がある場合 ・隣人トラブル
・嫌悪施設の付近である
・騒音がある 等

離婚による売却については、「【離婚×不動産まとめ】離婚時の不動産の扱いについて基本から解説 」でまとめて説明しています。ぜひ読んでみてください。

4位(6.9%)ローンの返済苦など金銭的な理由

〈売主様の実際の回答・声〉

【弘前市 M様】
勤めていた会社で大幅なリストラがあり、転職を余儀なくされ、ローンの支払いが難しくなったのでマンションを売ることにしました。本当に気持ち的に沈んでいて正常な判断が一人ではできていませんでしたが、不動産会社に相談したことでなんとかダメージが少ない形で売却できました。相談して本当に良かったです。

〈買主への上手な伝え方〉

物件において、買主の生活に差し障りの生じるような問題がない限り、プライベートな売却理由を伝える義務はありません

「住み替え」などと濁しても問題ありませんし、心配な場合には不動産会社に相談すると、売主にとって損にならない最適な伝え方を提案してもらえるでしょう。

5位(5.2%)相続関連

〈売主様の実際の回答・声〉

【青森市 Y様】
一人暮らしをしていた父が亡くなり、父が住んでいたマンションを相続することになったのですが、住む予定もなく、管理費や固定資産税などがかかってしまうので売却することに決めました。幸い、不用品などの処分も引き受けてくれる不動産会社に売却を依頼でき、買い手も思っていたより早く見つけることができました。

〈買主への上手な伝え方〉

相続によるマンションの売却は、青森県ではあまりメジャーではないものの、正直に伝えても買主の心証を損じる心配はないといえます。

6位(5.2%)その他

〈売主様の実際の回答・声〉

【青森市 A様】
投資用のワンルームマンションを一部屋買っていたのですが、活用があまりできておらず、管理費ばかりがかかっている状態だったので売却することにしました。そこそこの価格で売ることができたので良かったと思います。

〈買主への上手な伝え方〉

投資用物件の売却の際には、その旨を伝えるとともに「レントロール」(賃料・敷金など賃貸条件を記した表)や、過去の修繕履歴を明確に知らせておくと良いでしょう。

かかる税金に加え、売るべきタイミングから不動産会社に相談することも出来ます。時期を逃すと損になる場合もあるので、予定があれば早めに検討を始めるのがおすすめです。 なお、複数の会社に相談した方が選択肢が広がります。

7位(3.4%)売り時だと思ったから

〈売主様の実際の回答・声〉

【青森市 H様】
別宅としてマンションを一部屋所有していたのですが、ちょうど地価が高騰していたので売り時なんじゃないかと思い、売却を決意しました。思っていた通り、価格が高騰していたにもかかわらず買い手がすぐ見つかり売却することができました。とても良い売却ができたので満足です。

〈買主への上手な伝え方〉

高く売れる時に売りたいと思うことは売主の当然の希望としてあるため、買主に尋ねられればそのままを伝えても大きな問題はないでしょう。

しかし、それによって買主が「高く買わされた」と思う恐れもあるため、「住み替えです」と濁しても良いかもしれません。

この記事のポイントまとめ

今回のアンケート調査からわかったことは、次のとおりです。

  • 青森県のマンション売却の理由は半数以上が住み替えという結果だった。県外への転出者数が多いため、その人たちが住んでいた物件が売り出されるケースもある。
  • 青森県では、転勤や転職によるマンションの売却理由の割合も高めだった。
  • マンションの相続による売却は、青森県において件数としてはそれほど多くないものの、一定数見受けられる。
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