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家のローン・借金で後悔した体験談とそこから学べること

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家のローン・借金で後悔した体験談とそこから学べること

住宅ローンの支払いが大変で、困っています……

こちらはイクラ不動産をご利用いただいたお客様の実際のご相談内容になります。
※イクラ不動産は不動産会社ではなく、無料&匿名で不動産の相談・会社選び・査定ができるサービスです。

家を購入するときは住宅ローンを利用する方が多いのですが、安易に高額な住宅ローンを利用すると後悔することになるケースもあるため注意が必要です。

実際に住宅ローンで後悔するケースにはどのようなものがあるのでしょうか。

こちらでは失敗の体験談とそこから学べることについて考えてみましょう。

1.住宅ローン・借金で後悔した体験談

まずは住宅ローンを組んで後悔した方の体験談を5つご紹介します。

1-1.物件を決めるのが性急すぎた

奥様

夫婦でもともと賃貸住宅に住んでいましたが、周囲の人との関係もうまくいかず「自分達の家がほしい」と考えて家探しを始めました。

不動産会社から格安の物件を薦められて「これがいい」と即決し、あまり深く考えずに調査もそこそこで売買契約を結びました。

ところが購入後、物件の周辺では工場や飛行機などの騒音が激しく環境が悪く、治安も良くない地域であることがわかりました。

子どももいるのでそこには住めないということになり、家を買い替えたために住宅ローンの残債などで、借金が500万円以上残ってしまいました。

「早くこの賃貸生活から解放されたい」と思うあまり、不動産会社からの情報だけしか目に入らなかったのかもしれません。

家は高価なため簡単には買い替えができず、できたとしてもこのように余分に借金を背負うことになってしまいます。

物件を決める時はくれぐれも慎重に検討しましょう。

1-2.住宅ローンの借入が高額すぎた

奥様

わたしたち夫婦は、もともとの家から住み替えで住宅ローンを組んで家を購入しました。その際、銀行からは「5000万円までは大丈夫」と言われたために、フルローンで5000万円の住宅ローンを組みました。金利は2.2%の固定金利でした。

ところが、実際に返済が始まってみると、月々の返済額がかなり厳しくなり、生活費に充てられるお金が非常に少なくなってしまいました。

家族全員で必死の節約生活を行い、現状はなんとか支払いを継続していますが、もう少し余裕をもった返済計画にすればよかったと後悔しています。

借り入れたからには返済しなくてはなりません。返済は長期間に及びます。

たとえ収入は変わらなくても、年月が経つにつれ、お子さんが成長するなどして出費の金額は変わっていきますので、返済額は余裕を持った金額にしましょう。

1-3.繰り上げ返済を頑張りすぎた

ご主人様

わたしたち夫婦は4000万円の住宅ローンを組んで家を購入しましたが、奥さんが「借金は嫌だ」という考え方の持ち主で、できるだけ繰り上げ返済していきました。

繰り上げ返済のためには日々の生活費を削る必要があったため、家族はレジャーに出掛けることもなく子どもにも我慢させる日々が続いています。またもともと投資なども行っていたのですが、余裕がなくなって一切やめました。

確かに繰り上げ返済によって住宅ローンは返済できているのですが、繰り上げ返済の手数料もかかりましたし、住宅ローン控除の利用枠も減って税金が上がりましたし、手持ち資金がないので突発的な支出に対応できない不安があります。

5年以上こういった生活を続けてきましたが、「これなら住宅ローン控除をフル活用してあまったお金は投資に回し、住宅ローンはそのまま返済していた方が良かったかも」と考えています。

「借金は嫌だ」という考えには賛同しますが、住宅ローン減税(10年間+3年間)の適用中は貯金をして、そのあと繰り上げ返済をした方が良い場合もあります。

1-4.住宅ローンの金利が高すぎた

奥様

わたしたち夫婦は、ギリギリ住宅ローンを組んで家を購入しましたが、その際、銀行をまわらずに不動産屋からすすめられた銀行でそのまま借入をしました。

金利は2.3%でしたが、後でいろいろ聞いてみると、他行では2%以下で借りられるところなどもあると知り「もっといろいろな金融機関で検討してから住宅ローンを借りれば良かった」と後悔しています。

住宅ローンの金利は銀行によって異なります。住宅ローンは借入額が大きくなりますので僅かな金利の差でも返済額は大きく変わります。

住宅ローンをどこで借りるかは、慎重に検討しましょう。

1-5.債務整理をするのが遅すぎた

ご主人様

家を購入後、支払いが厳しくなって住宅ローンを滞納してしまいました。

しかし「何とかなるだろう」と思い何の対策もしなかったため、家が競売にかけられて追い出されてしまいました。競売後にもローンが残り、返済に追われています。

早めに対応すれば「任意売却や個人再生などによって解決できた可能性もあったのに」と後悔しています。

支払いが苦しくなった段階で、まずは銀行に相談すれば返済計画を見直せたかもしれません。

滞納したとしても、上手にお家を売却すればローンが残らなかったかもしれません。今の状態を放置せず、すぐに弁護士などの専門家や不動産会社などに相談しましょう。

住宅ローンの返済が苦しいようでしたら、まずはイクラ不動産をご利用ください。[/kjk_balloon]

2.住宅ローンを利用する際の注意点

体験談もふまえて、住宅ローンを利用する際には、次のような点に注意すべきです。

2-1.物件の検討は慎重に

住宅ローンを利用しての物件の購入は慎重に検討しましょう。

適当に選んで、あとから「やっぱり気にいらなかった」と思っても、簡単にやり直しはできません。無計画にローンの組み替えをすると借金が増えてしまいます。

2-2.住宅ローンは必ず返せる範囲で組む

住宅ローンを組むときには、必ず余裕をもって返せる範囲で組むべきです。

無理をしてローンを組んでも、途中で支払いができなくなったら家を失います。

2-3.繰り上げ返済が得かどうかはケースバイケース

住宅ローンを利用した場合、繰り上げ返済するかどうかも重要な問題です。

繰り上げ返済をすると支払い利息が少なくなって得なようですが、一方、住宅ローン控除の枠が減ったり、その期間無理な節約が必要になったり、突発的な支払いに対応できなくなったりなど弊害もあります。

繰り上げ返済をするかどうかは、家族の経済状況や子どもの年齢、状況などによって個別に検討しましょう。

2-4.支払いが厳しくなったら任意売却や債務整理を検討する

住宅ローンを利用しても、支払いが苦しくなるケースがあります。放っておくと家を競売にかけられるリスクが高まります。

早めに任意売却をすると借金を完済できる可能性もありますし、任意整理個人再生で家を守れる可能性もあります。

住宅ローンや借金の返済がつらくて困っていらっしゃる場合は、お家を売却することで解決することができるかもしれません。そちらについては「借金を返すために家を売却する方法についてわかりやすく説明する」で詳しく説明していますのでご覧ください。

支払いが苦しくなったら、放置せずにすぐに弁護士などの専門家や不動産会社などに相談をしましょう。

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