別荘を売却したい!売れにくい理由と上手に売却する方法を解説

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別荘を売却したい!売れにくい理由と上手に売却する方法を解説

使っていない別荘があるので売却したいのですが…
別荘は売れるでしょうか。

こちらは、イクラ不動産をご利用いただいたお客様の実際のご相談内容になります。
※イクラ不動産は不動産会社ではなく、無料&匿名で不動産の相談・会社選び・査定ができるサービスです。

一般的に別荘の売却はむずかしいと言われていますが、決して売却できないわけではありません。

ここでは、別荘の使い道が以前と比べてどのように変わってきたのか、それによってどういった需要が増えイメージが変化したのかなどについて詳しくみていきましょう。

1.思ったよりも需要がある別荘 

別荘には依然として「お金持ちの贅沢品」や「庶民には縁がないもの」といったイメージが強くあります。確かに別荘は、富裕層が余暇を楽しむために所有している場合がほとんどです。

そのため、いざ売却するとなっても購入者が限られてしまう場合が多く、売却方法がわからなかったりなかなか売れにくかったりするといった問題点があります。

しかし、近年では「富裕層」や「セレブ」の象徴といった別荘のイメージ以外の需要が増えてきているため、別荘の持つ意味合いや需要などが変化しつつあるようです。

1-1.田舎暮らしに憧れる人が増えている

別荘の需要が増えてきている背景の一つとして、都会に住んでいて田舎暮らしに憧れる人が増えてきていることがあげられます。

インスタグラムやツイッターなどのSNSでも、田舎暮らしの様子や情報などの発信が数多く見受けられることからも、田舎暮らしに憧れる人が増えていることがわかるといえるでしょう。

田舎暮らしに憧れる人の中には、田舎暮らしの不便さや非日常をあえて楽しみたいという人も多くいます。

そのため、都会の暮らしであれば便利な場所にある快適で新しい住居を好む人であっても、田舎暮らしであれば、むしろ不便な立地や古い建物を選ぶこともあるのです。

そのような点からも、都会から離れた別荘の立地や建物の雰囲気などがうってつけであり、需要が増す要因になっているといえるでしょう。

1-2.デュアルライフ(二拠点生活)がブームになっている

近年、インターネットが広く普及してテレワークやリモートワーク化が進み働き方が多様化しました。

それにつれ、田舎暮らしに憧れてはいるものの完全に居住地を移すことに抵抗がある人や、様々な場所での生活を楽しみたい人の間で、デュアルライフ(二拠点生活)多拠点生活が少しずつブームになってきているようです。

それに伴い、セカンドハウスとして別荘を購入するケースが増えています。

一例をあげると、仕事の打ち合わせなどがある時だけ都市部に借りているワンルームなどの賃貸住宅で生活をして、週末やリモートワーク時は郊外の別荘で暮らすといったパターンです。

郊外に構える家として、都市部から通える距離にあるにもかかわらず自然環境に恵まれており、生活をするにあたって程よく不便で非日常性に富む別荘の人気や需要が高まっているといえます。

1-3.ワーケーションの場として注目されている

「ワーケーション」とは、都会にある通常の勤務地から離れて、自然豊かな場所やリゾート地などで長期休暇を取りつつ、リモートワークなどで仕事をする働き方のことです。

テレワークや在宅勤務とは異なり「休暇を取りながら働く」という点が特徴のワーケーションは、これからの新しい働き方として注目されています。

ヒグチ(宅地建物取引士)
ワーケーションは、働く人にとって「休みを取るか、仕事をするか」という二択からの解放が期待されています。

ワーケーションの場として注目されているのが、別荘地および別荘の建物です。

2019年11月には全国の自治体が集まり「ワーケーション自治体協議会」が設立され、すでにいくつかの別荘地では街全体で古い別荘や民家などをリノベーションしてオンラインオフィスやコワーキングスなど、ワーケーション用の設備や体制を整えつつあります。

2.別荘が売れにくい理由

需要が増えているとはいえ、別荘が売れにくいことが多いのも事実です。別荘が売れにくい理由はいくつかあります。

ここでは、別荘が売れにくい理由についてみていきましょう。

2-1.修繕が必要な古い物件が多い

別荘が売れにくい理由の一つ目として、修繕や修理が必要になる古い物件が多いことがあげられます。

別荘は1970年代以降から多く建てられ始め、人気が最も高くなったのが1980年代後半のバブル時期です。その頃に建てられた別荘が、現在では築40年~50年を迎え経年劣化が進んでいます。

特に、日常生活に用いることがなく管理もおざなりになっている別荘の場合、頻繁に点検や修理が行われないため一層建物が傷みやすくなりがちです。

そのため、購入してもすぐに使えないような状態の建物が多く、別荘が売れにくくなっている要因のひとつになっているいえるでしょう。

2-2.立地が不便である

別荘が売れにくい二つ目の理由は、立地が不便であることが多いという点です。

別荘は自然が豊かな場所や観光地の近くに建てられていることが多く、それが魅力にもなっていますが、同時に電車の駅や主要な幹線道路から外れていて車がないと行くことが難しい場合があります。

また、かつてはにぎわっていた観光地が現在では人の往来が少なくなってしまい、それに伴い生活に必要な施設も減少し、さらに不便さに拍車がかかっている場所があることも否めません。

立地の不便さも含めて田舎暮らしを楽しもうとする人がいる一方で、多くの人はやはり便利な立地にある物件を求める傾向が強いため、不便な立地にあるということが、別荘が売れにくくなる要因になっています。

2-3.管理費や住民税がかかる・固定資産税が高い

三つ目の別荘が売れにくい理由は、別荘を購入した場合、住居とは別に次のような費用がかかるということです。

  • 管理費
  • 固定資産税
  • 住民税

別荘には、管理費が必要なものが多くあります。

管理費の内容は、他の別荘との共益施設(道路や汚水処理設備など)の整備費、敷地内の管理費や清掃費、温泉付き別荘地の場合の設備管理費などです。

また、不動産の所有に対する固定資産税も必要です。

建物の資産価値は法定耐用年数を過ぎていて安くなっていたとしても、土地に対してはそれなりの税金が課せられます。

ヒグチ(宅地建物取引士)
さらに、主に居住している場所と別荘地との居住率に応じた額になりますが、住民税も別途必要になります。

このような費用がかかることも、別荘が売れにくい要因になっているといえるでしょう。

3.別荘を売るためにできること

ここでは、売れにくい別荘を売却するためにできる対策や工夫についてみていきましょう。

3-1.諸費用を売主負担で売却する 

売れにくい別荘を売るためにできることとして、売主が売却にかかる諸費用を負担することがあげられます。

別荘をはじめとする不動産の売買にはいろいろな費用がかかります。

その費用のうち、一般的に買主が負担する所有権移転の登録免許税や不動産取得税などを売主が負担することを条件に売りに出すと、買主の負担が減るため売れやすくなるといえるでしょう。

3-2.管理とメンテナンスをしっかりやっておく 

別荘を売れるようにするためは、売れるまで管理やメンテナンスをきちんと行っておくことも大切です。

古い建物を購入してリフォームやリノベーションをする人も多くいますが、古くてもきちんと管理やメンテナンスがされていれば買主に与える印象がよくなります。

反対に、古いからといって放ったらかしになっている状態だと、いくら買主がリフォームをする予定だとしても売主として物件を大切にしていないと思われてしまい、不信感が増す恐れがあるため注意が必要です。

3-3.最低価格を決めておく 

別荘売却の際には「売出価格」だけでなく、いくらまでなら妥協して売ることができるかという「最低売却価格」を決めておくようにしましょう。

売出価格で売却を始め、購入希望者が現れなければ価格を下げていくことになりますが、その際に最低売却価格を決めておくと、値下げの額や購入希望者との交渉で迷わなくてもすみます。

値下げの決断や値段交渉が長引いてしまうと、せっかくの売却チャンスを逃してしまうことになりかねません。

あらかじめ最低売却価格を決めておき、その価格内で購入希望者が現れた場合は迷わず売却を即決することがおすすめです。

4.別荘の売却はどのような不動産会社に任せるべきか 

別荘のような特殊な物件を売却する際は、売却を依頼する不動産会社の選び方が特に大切になってきます。

ここでは、別荘の売却を任せる不動産会社の選び方につていてみていきましょう。

4-1.物件所在地の知識・最新情報を持っている

別荘の売却を依頼する際は、別荘売却を得意としている不動産会社を選ぶと売却がスムーズにいくことがあります。

通常の家やマンションと違い、別荘には特有の売り方や顧客があります。別荘を専門的に扱っているような不動産会社であれば、売り方のノウハウや別荘購入を希望している顧客を持っていることが多いのでおすすめです。

また、規模が大きくなくても別荘が建っている場所に近い不動産会社を選べば、全国展開をしているような大手の不動産会社よりもその別荘地や周辺の土地に精通しているので、別荘売却のためのさまざまな情報提供が期待できます。

4-2.査定の根拠がしっかりしている・売却プランが明確である

別荘の近くの不動産会社であれば、どこでもよいというわけではありません。出してもらった査定額の根拠や説明がしっかりとしている不動産会社を選ぶようにしましょう。

また、査定をしてもらう際には、売却プランについての説明も求めることをおすすめします。

査定額や査定の説明だけでなく、明確で現実的な売却プランを提示してくれるかどうかも不動産会社を選ぶ重要なポイントになります。

4-3.ネットによる集客力がある

インターネットによる集客力があるかどうかも、不動産会社を選ぶポイントとして大切です。なぜなら、住居の住み替えとは異なり、別荘の購入希望者は全国から募ることになるからです。

いくら地元の情報に強い不動産会社であっても、ネットによる集客力がなければ全国に向けて物件情報を発信することができず、当然ですが集客力も弱くなってしまいます。

レインズ(不動産流通機構運営の物件情報サイト)だけではなく、不動産情報のポータルサイトやホームページなども活用しているネットによる集客力が高い不動産会社を選ぶことがおすすめです。

まとめ

別荘は特殊な不動産になるので、売却する際にどうすればよいのかわからなくて困る場合が多いです。

別荘の売却を依頼する不動産会社をどのように見つければよいかわからない場合は、イクラ不動産にご相談ください。

無料&秘密厳守で、簡単に素早く相場価格を知ることができます。さらに、あなたの状況にピッタリ合った売却に強い不動産会社を選ぶことも可能です。

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