不動産買取とは?なぜ安くなる?相場額や注意点、おすすめの場合を解説

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不動産買取とは?なぜ安くなる?相場額や注意点、おすすめの場合を解説

買取」とは、家やマンション、土地などを不動産会社に直接買ってもらう不動産の売却方法です。

すぐに家を売ることができる便利な方法ですが、メリットだけでなくデメリットもあります。

ここでは、買取の仕組みについてわかりやすく説明します。

この記事で具体的にわかる3つのポイント

  • 買取とは、不動産会社に家やマンションを直接買い取ってもらう売却方法。仲介での売却のように買い手を探す必要がない
  • 買取のメリットは、不動産をすぐに現金化できる点。デメリットは、売却額が仲介の7割程度と安くなってしまう点
  • 家やマンションを少しでも高く買取で売却するためには、査定額ではなく最終的に手元に残る額で不動産会社を選ぶ
この記事はこんな人におすすめ!
不動産買取の仕組みについて知りたい人
買取を利用するメリットとデメリットを知りたい人
できるだけ高く買取してもらうための注意点を知りたい人

1.買取とはどのような売却方法か

お家を売却する方法は、大きく分けると「買取」と「仲介」の2つです。

不動産買取と仲介

買取とは、不動産会社を介して一般の人に売却する「仲介」と違って、不動産会社が直接あなたのお家を買い取る売却方法です。

さらに、特殊な売却方法として、ローンが残っている状態で売却する「任意売却」や売却しても賃貸として住み続けられるリースバックがあるため、不動産の売却方法は4つになります。

リースバックについては、「【リースバックのまとめ】家を売っても住み続けられる!利用方法や注意点を詳しく解説」で、家の売却方法については、「あなたにピッタリの家を売る方法はコレ!4種類の売却方法の選び方を解説」で詳しく説明していますので、ぜひ読んでみてください。

1-1.買取では売る相手が不動産会社になる

仲介で売却する際の売る相手は一般の買い手ですが、買取は売る相手が不動産会社になります。

奥様
売る相手が不動産会社と普通の人とでは、どう違うの?

読み終わった本を売る場合、古本屋さんに買い取ってもらう方法と自分でフリマアプリなどで売る方法がありますが、買取と仲介とは、ちょうどそのようなイメージです。

買取と仲介の選び方

フリーマーケットで一般の買い手を探すのが「仲介」、中古品業者に買い取ってもらうのが「買取」になります。

仲介について詳しくは「不動産仲介とは?家を希望に近い価格で高く売却できる方法を解説!」で説明していますので、ぜひ読んでみてください。

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1-2.買取のメリット

不動産買取には、仲介で売却するのとは異なる特徴やメリット、デメリットがあります。

まず、買取を利用するメリットについてみてみましょう。

1-2-1.早く現金化できる

買取の場合、買主を探す必要がないのですぐに現金化できます。

仲介で売りに出したら、売れるまで数ヵ月~半年程度かかってしまう物件でも、買取なら最短数日〜1週間程度で売ることも可能です。

1-2-2.周りに知られずに売れる

買取を利用すれば、SUUMOLIFULL HOME’Sなどの物件サイトにお家の情報を公開せずに、直接不動産会社に買い取ってもらうことができます。

そのため、お家を売りに出していることや、売買が成立したことを周囲に知られることがありません。

1-2-3.契約不適合責任(瑕疵担保責任)が免除される

仲介で一般の買い手に売却した場合は、家に不具合や問題があれば契約不適合責任を問われますが、買取での売却は買主が業者になるため、売却後の売主の責任が免除されます。

もし、売った家に雨漏りなどや傾きなどの不具合が生じた場合でも、修繕費などの費用を売主が負担する必要がありません。

そのため、古い家を売る場合など、安心です。

1-2-4.見学(内見)対応が不要

仲介の場合は、購入希望者が室内を内見をする際に、その都度対応しなければなりません。

しかし、買取の場合であれば、査定のとき一度だけ不動産会社に見てもらうだけで済むため、手間もかからず気が楽です。

1-3.買取のデメリット

買取のデメリットについても、確認しておきましょう。

1-3-1.売却価格が安くなる

不動産会社に買い取ってもらう場合、仲介で売却するよりも価格が安くなる点がデメリットになります。

不動産会社は、マンションや家を買い取ったあとに市場価格で売却するためにリフォームなどを施すため、買取価格がどうしても安くなってしまうのです。

物件によって異なりますが、仲介で売却する際の相場価格の70%ぐらいになります。

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2.買取の価格について

ここでは、買取価格はなぜ安くなるのか、不動産会社によって買取の査定額がぶれるのはなぜかなど、買取の価格について説明します。

2-1.なぜ買取は仲介での売却より安くなるのか

不動産会社による買取は、購入した不動産を転売して利益を出すことを目的としています。

たとえば、不動産の相場価格が3,000万円とした場合、買取価格のイメージは次の通りです。

不動産買取の仕組み

相場価格とは、現時点で「仲介」で売りに出した場合、一般消費者に売却できると考えられる価格です。

相場価格から、買取にかかる経費と不動産買取の利益分を差し引いた金額が買取価格となるため、買取価格の方が仲介価格よりも安くなってしまうのです。

買取価格の算出方法

買取にかかる経費としては、次のようなものがあげられます。

不動産会社の再販による利益の目安は、大手不動産買取会社で相場価格の10〜20%です。

つまり、利益と経費を差し引くと、相場価格の60%〜70%が買取価格のおおよその目安になります。

奥様
相場価格を知るにはどうしたらいいの?

不動産会社に査定してもらうと、相場価格を出してもらえるので買取額の目安をつけることが可能です。

また、不動産会社に行かなくても、イクラ独自の価格シミュレーターを使えば、無料&秘密厳守で簡単に素早く相場価格を調べることができます

2-2.不動産会社によって買取金額がぶれる

買取価格の目安は、物件の築年数や状態、不動産会社によって大きくぶれます。

買取価格のブレのイメージ

買取価格が相場価格に比べて安くなるか高くなるかは、不動産会社が買い取って再販する際に、どのくらいの費用をかけるかによって変わってくると言えます。

古い物件になるほど再販のためのリフォーム費用が高くなるため、買取額が安くなりがちです。

「仲介」の場合であれば、相場価格に売主の希望金額を上乗せした価格で販売することができるため、相場価格よりも高く売ることもできます。

しかし、いつ売れるかどうかわからないのが「仲介」で売却する最大のデメリットです。

このように、「できるだけ高く」と「できるだけ早く」は反比例しているので、どちらも手に入れることはかなりむずかしいと言えます。

次に、「買取」はどのような場合に利用すべきかをみてみましょう。

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3.どのような場合に買取を選ぶべきか

具体的には、次のようなケースだと買取がおすすめです。

  • 急いで現金化する必要がある方
  • 周囲に売ることを知られたくない方
  • 築年数が相当古い物件

中でも買取がおすすめのケースは、お家をすぐに現金化したい場合です。

3-1.買取は今すぐお金が必要な人におすすめ

不動産を売る理由は、人によってそれぞれ異なります。

しかし、理由は異なっても、売却するときの売主の希望は同じです。

  • できるだけ高く売りたい
  • できるだけ早く売りたい
  • できるだけ周囲に知られることなく売りたい

このうち、できるだけ早く、できるだけ周囲に知られることなく売却できる方法が「買取」です。

不動産会社が直接買主となって購入するため、数日で現金を手にすることができます。

しかし、できるだけ高く売ることは叶いません。

前述した通り、一般的に「買取」は高く売ることができる「仲介」に比べて、売却金額が安くなるからです

3-2.周囲にバレずに売りたい人にもおすすめ

「買取」を選ぶ方の大半の理由が「今すぐにどうしてもお金が必要だから」です。

「仲介」を選んだ場合、3ヵ月間で売却(の契約が)できれば早い方です。しかも、不動産は契約のときに売却代金を受け取れるわけではありません。

売買契約締結後、買主の住宅ローンの契約等を行い、決済の時に手付金を除く売却代金をやっと受け取ることができます。契約から決済までの期間は、1ヵ月間であれば早い方です。

売買契約のときに受け取れるお金については、「家を売ったらお金はいつもらえる?」で説明していますので、ぜひ読んでみてください。

仲介」を選んだ場合、売却活動がスタートしてから、早くても現金化におよそ3〜4ヵ月ぐらいかかると考えておく必要があります。

もし、すぐに売れるのであれば期間はもっと短くなりますが、売れなければもっと長くなります。これが「買取」ではなく、「仲介」を選んだ場合における最大のデメリットです。

しかし、「買取」であれば、直接不動産会社が購入するので、早ければ数日で現金を手にすることができます。

また、どうしても周囲に知られたくないという方も、買取金額に納得できるのであれば買取がおすすめだと言えます。仲介だと、どうしても売却の広告や宣伝が必要になるからです。

3-3.築年数が古く数百万円のリフォームが必要な場合もおすすめ

築年数が相当古く、リフォームやリノベーションが必要な不動産も「買取」がおすすめです。

奥様
中古不動産を買って、リノベーションしようかしら

築年数が古い物件を購入してリノベーションすることを検討している一般消費者の場合、実際に古い物件を見たとしても、なかなかリノベーション後をイメージすることができません。

その結果、不動産会社が買取してきれいにリノベーションした不動産を購入するケースが多いのです。

奥様
じゃあ、私が売る前にリフォームして高く売ればいいの?

このように考える方もいるかもしれませんが、売却する家に何百万円もかけてリフォームするのは考えものです。

さらに、リフォームしても、何ヵ月も不動産が売れない状況が続くこともあるため、あまりおすすめではありません。

リフォームすべきかについては、「お家を売る前にリフォームするべき?それともそのまま売却するべき?」で説明していますので、ぜひ読んでみてください。

4.できるだけ高く買取してもらうための注意点

「仲介」での売却額と同じ額で買取してもらうことはまず不可能ですが、オークション形式で不動産会社を競わせることで、できるだけ高く買取してもらうことができます。

つまり、1円でも一番高く買取価格を提示してくれた会社に買ってもらえば良いのです。

そのためにも、複数の不動産会社に査定をしてもらって比較しましょう。

買取する会社には、「仲介手数料がかかる会社」と「仲介手数料がかからない会社」があります。しかし、もし仲介手数料が発生したとしても、手取り額が多くなれば、結果としては良いと言えるでしょう。

そのため、不動産会社に買取査定を依頼した場合は、必ず次の3つの質問をするようにしてください

  1. 買取価格はいくらなのか?
  2. 仲介手数料は必要なのか?
  3. 結局、手取りはいくらになるのか?

できるだけ高く買取してもらう方法については、「お家をできるだけ高く買取してもらう方法」で説明していますので、ぜひ読んでみてください。

買取を利用して少しでも高い価格で売却するには、1社でも多くの不動産会社に買取価格を提示してもらうことが必要です。

イクラ不動産では、無料&秘密厳守で相場額がわかるだけでなく、売却に強い不動産会社を選べます。

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まとめ

この記事のポイントをまとめました。

  • 買取とは、不動産会社が直接あなたのお家を買い取る売却方法で、一般の消費者から買い手を探す仲介とは異なり、買い手が不動産会社になる
  • 買取のメリットは、すぐに売却して現金化できる点。一方、デメリットは、仲介で売却するよりも3割程度安くなってしまう点
  • 買取がおすすめなのは、次のようなケース
    ・急いで現金化する必要がある
    ・周囲に売ることを知られたくない
    ・家の築年数が相当古い
  • 少しでも高く買い取ってもらうコツは、次の2点
    ・オークション形式で不動産会社を競わせる
    ・最終的に手元に残る額で不動産会社を決める

買取は、不動産をすぐに現金化できる便利な売却方法ですが、売却額が安くなるというデメリットがあります。買取を選ぶ場合は、まずそのことを踏まえておくことが大切です。

また、売却方法として「買取」を選ぶにしても「仲介」を選ぶにしても、重要なポイントがあります。

それは、相場価格を知っておくことです。

「買取」にしても「仲介」にしても、基準となっているのは相場価格です。

奥様
え?そんなに高く売れるの?
奥様
え?なんでそんなに安いの…?

相場価格と予想している価格が大きく違うと、「買取」か「仲介」かを選ぶことができません。

すぐに現金化を急ぐあまり、相場価格を知らないまま、不動産会社に不当に安い金額で買取されてしまうといったことも起こり得ます。

自分のお家の相場価格がいくらなのかを先に知っておくことは、とても重要です。

相場価格や買取価格を知りたい場合は、ぜひ、無料&秘密厳守で簡単にお家の査定価格がわかる「イクラ不動産」を利用してみてください。

買取してくれる不動産会社を複数選ぶこともでき、さらに不動産売却でわからないことがあれば、宅建士の資格を持ったイクラの専門スタッフにいつでも相談できるので、安心して売却を進めることができます。

イクラ不動産については、「イクラ不動産とは」でくわしく説明していますので、ぜひ読んでみてください。

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