
買取査定をしてもらったんですが、思っていた以上に安くて…
できれば買取で売却したいのですが、もっと高く売る方法はないのでしょうか?
こちらは、イクラ不動産をご利用いただいたお客様の実際のご相談内容になります。
※イクラ不動産は不動産会社ではなく、無料&匿名で不動産の相談・会社選び・査定ができるサービスです。
買取は「周囲にバレずに早く売れる」などメリットがたくさんありますが、どうしても金額が安くなってしまうのがネックです。
お家を高く買ってもらうコツは、不動産会社同士を競わせ、手取りの金額が一番高い不動産会社を選ぶことです。
順番に見ていきましょう。
だから!

もくじ

買取と仲介の違いを簡単におさらい
買取と仲介の特徴を簡単にまとめておきます。
- 不動産会社に直接買い取ってもらう
- 最短数日でお家を現金化できる
- 周囲に売却していることがバレない
- 仲介手数料がかからない
- 価格は相場の7割程度
すぐに現金化したい方や、ご近所にバレたくない方にとっては「買取」が合っています。
買取について詳しく知りたい方は「【不動産買取】お家をすぐに売ることができる方法をかんたん解説!」も併せてご覧ください。
- 一般の方にお家を買ってもらう
- できるだけ高く売却できる
- いつ売れるかわからない
- 仲介手数料がかかる
- 見学の対応で手間がかかる
一般的に売却する際は仲介が多いです。デメリットはいくつかあるものの「できるだけ多くのお金を手元に残したい」という売主の願いが叶う売却方法です。
仲介について詳しく知りたい方は「不動産仲介とは?家を希望に近い価格で売却できる方法を解説!」も併せてご覧ください。
また仲介と買取以外にも売却方法はあります。
売却方法について詳しく知りたいという方は「家を売る方法は4種類!はじめての方に宅建士がわかりやすく解説!」も併せてご覧ください。
多くの不動産会社に買取価格を見積もりしてもらう
少しでも高く買取ってもらうには、できるだけ多くの不動産会社に買取価格を見積もりしてもらいましょう。
しかし、ただ多くの不動産会社に、見積もりしてもらうだけでは、高くはなりません。
2~3社に見積もりをしてもらったら

とほかの不動産会社に査定書を見せると、オークション形式で買取価格が上がっていくことが多いです。
また、不動産会社から、他社の買取価格を聞いてくることもあります。
不動産会社としては、できるだけ安く買取りたいが、他社には取られたくないため、探りを入れてくるのです。
そのため、他社の買取価格を聞かれた場合も、そのまま伝えてみましょう。
不動産会社は、あなたのお家を買い取った後、リフォームや建て替えをして再販売する目的のため、

と思われるお家であればあるほど、多少無理してでも買い取ってくれるため、他社の買取価格を見せる方法は効果的です。
買取価格が高くても、建物の解体費、処分費、土地の測量費と別途売主が負担するお金が発生することが多いため、買取価格を提示してもらったあと、必ず「手取りのお金はいくらですか?」と聞くようにしましょう。
不動産買取をしている会社の種類を知る
多くの不動産会社に競わせることは重要ですが、手当たり次第、不動産会社に連絡すればいい訳ではありません。
買取してくれる不動産会社には、大きく分けて4種類あります。
- 自らの会社で買取をしない不動産仲介会社(仲介業者)
- 自らの会社で買取もできるけど、買取しない不動産会社(仲介業者)
- 自らの会社で買取もする不動産仲介会社(仲介業者)
- 買取専門会社(買取業者)
一般的に「買取のメリットは仲介手数料がかからないこと」と強調されて言われますが、そうではありません。不動産会社によっては仲介手数料がかかります。
仲介手数料がかかっても、一番手取りの高い不動産会社を選ぶことがお家を高く買取してもらうコツなのです。
買取してくれる不動産会社について、よく知っておくと良いでしょう。
①自らの会社で買取をしない不動産会社(仲介手数料が発生)
大手不動産会社であることが多いパターンです。大手の不動産会社が自ら買取しないのは、何千万というお家を買取して、売れなかった場合のリスクを避けたいからです。
自社で買取しない不動産会社は、買取専門業者と売主の間を仲介します。そのため、仲介手数料が発生します。
買取は仲介に比べて大幅に売却価格が下がるため、売主はまず仲介の話を聞いて、それでも様々な事情(すぐに現金が必要など)から買取を選択するのが一般的です。
売却物件を集める力が大変強い大手不動産会社には、買取専門会社がひっきりなしに訪れます。よって、紹介できる買取業者の数が多く、高値を出してくれる可能性も高くなります。
また、買取業者も大手不動産会社とのつながりを大事にするため、無理して高値で購入するケースもある点もメリットです。
一方で、仲介手数料がかかる点がデメリットと言えるでしょう。
②自らの会社で買取もできるけど、買取しない不動産会社(仲介手数料が発生)
一般的な不動産会社であることが多いパターンです。①と同じく、自社で買取しない不動産会社は、買取専門業者と売主の間を仲介します。そのため、仲介手数料が発生します。
なぜ、自らの会社で買取できるのに買取しないかと言うと、単純に買取金額が合わないことが多いからです。金額が安ければ安いほど、不動産会社も買取できますが、「その金額ではNG」と売主に言われるとどうしようもありません。そのため、①と同じく買取専門会社を探して仲介します。
①とほとんど同じですが、②には自社で買取するという選択肢もあるため(③のケース)、仲介手数料なしに高値で購入してくれるケースもあるのがメリットといえるでしょう。
③自らの会社で買取もできる不動産会社(仲介手数料が発生しない)
②の会社で、自らの会社で買取するパターンです。
不動産会社が直接買主になるので、仲介手数料がかからないことが最大のメリットです。その分、高く買い取ってもらえます(手元に多く現金が残ります)。
④買取専門会社(仲介手数料が発生しない)
恐らく、このパターンの不動産買取をメインとしている会社のほうが、買取できる不動産仲介会社よりも高く買ってもらえる可能性が高いです。それに仲介手数料も必要ありません。
また、買取専門会社も直接売主から物件を仕入れる方が、仲介会社に購入の仲介手数料を支払わくて済むため良いと考えているはずです。
しかし、現実的に売主が直接、買取専門会社と連絡するケースはほとんどありません。
これについて繰り返しの話になりますが、買取は仲介に比べて大幅に売却価格が下がるため、売主はまず仲介の話を聞いて、それでも様々な事情(すぐに現金が必要など)から買取を選択するのが一般的だからです。
そのため、最初に知り合った仲介会社との関係の方が強くなってしまうので、①や②の構図が成り立っているのです。
まとめ
結論としては、
①不動産会社同士を競わせる
②1円でも手取りの金額が高い不動産会社を見つける
以上が、高く買取ってもらうためのポイントです。
また、仮に仲介手数料が発生したとしても、手取りが多ければそれで良いのです。
どうしたらよいのかわからないという人は、まず「イクラ不動産」でご相談ください。
簡単に素早く査定価格がわかるだけでなく、あなたにピッタリ合った不動産会社を選べます。