
はじめてお家を売るのですが、どうすればいいですか?
ご相談ありがとうございます😊
まずは、自分に合った売却方法を選ぶ必要があります✨売却方法には4種類あり…
こちらはイクラ不動産をご利用いただいたお客様の実際のご相談内容になります。
※イクラ不動産は不動産会社ではなく、無料&匿名で不動産相談ができるLINEサービスです。
あなたがお家(マンション・一戸建て・土地)を売る方法として、「買取」「仲介」「リースバック」「任意売却」の4種類があり、お家を売るあなたの事情によって売却方法が変わります。

こちらでは、はじめてお家を売るという方に、4種類の売却方法をわかりやすく説明します。
自分は、どの売却方法に当てはまるのか把握しておきましょう。
もくじ

4つの売却方法の特徴
お家の売却方法には、「仲介(ちゅうかい)」「買取(かいとり)」「リースバック」「任意売却(にんいばいきゃく)」の4種類あります。
もう、住宅ローンが残っていないという方や、残っていても「売却価格>住宅ローン」で、住宅ローンを完済できるのあれば、「仲介」「買取」「リースバック」の中から売却方法を選ぶことができます。
逆に「売却価格<住宅ローン」のように、売却しても住宅ローンがすべて返済できない場合は、残りを現金で一括返済するか、「任意売却」しか方法はありません。
メリット | デメリット | |
仲介 | 一番高く売却できる方法 | いつ売れるかわからない |
買取 | すぐに現金化できる(最短1週間以内) | 仲介の7割程の売却金額になる |
任意売却 | 住宅ローンが残る場合でも売却できる | ブラックリストにのる |
リースバック | 売却してもそのまま家に住み続けられる | 仲介の5割程の売却金額になる |

①【仲介】できるだけ高く売却したい方
お家を売る際、一番多く利用される方法が「仲介(ちゅうかい)」です。

住宅ローンが残っていない方や、「売却価格>住宅ローン」のように売却したら住宅ローンを完済できる方、もしくは「売却価格<住宅ローン」でも、現金一括返済できる方は「仲介」で売却することができます。
お家を売る相手
お家を売る相手は一般の消費者です。
あなたのお家をSUUMO(スーモ)やHOME’S(ホームズ)などのインターネットサイトやチラシに掲載し、買い手となる「あなたのお家が欲しい」という一般の消費者を集めて売るのが仲介です。
不動産会社は「あなた」と「あなたのお家が欲しい人」を繋げるお手伝い(仲介)をしてくれます。
そのため、無事売却することができたら不動産会社に「仲介手数料」を支払います。
仲介手数料は、「(売却価格×3%+6万円)+消費税」なので、例えば、2,000万円で売却できた場合の仲介手数料は726,000円になります。
売却時にかかる費用については、「お家を売却したらどんな費用がかかり、結局いくら手元に残るの?」で説明していますので、ぜひ読んでみてください。
仲介のメリット
仲介のメリットは、少しでも高く売れる可能性があることです。
本を売る場合に例えると、フリーマーケットやメルカリが「仲介」になり、古本屋さんが「買取」になります。
違いは、買い手が「消費者」か「専門業者」にあります。
時間や手間はかかるけれど、古本屋さんに持っていって直接買い取ってもらうより、少しでも高く売れる可能性がありますよね。
仲介のデメリット
仲介のデメリットは、いつ売れるのかわからないことと、手間がかかることです。
「あなたのお家が欲しい」という人が、いつ現れるかがわかりません。売出価格や売却時期によってすぐに現れることも、なかなか現れないことも考えられます。
また、お家を売るときに空き家でない場合は、住みながら売却するため、あなたのお家の購入を検討している人が見つかれば、その度にお家に見学しに来られます。
そうなると、頻繁にお部屋の掃除をしたり、見学が多い土日などは、予定を空けておく必要があります。
仲介について詳しくは、「不動産仲介とは?家を希望に近い価格で売却できる方法を解説!」で説明していますので、ぜひ読んでみてください。
②【買取】できるだけ早く売却したい方
お家をすぐに現金化したい方は、買取(かいとり)という方法で売却します。
住宅ローンが残っていない方や、「売却価格>住宅ローン」のように売却したら住宅ローンを完済できる方、もしくは「売却価格<住宅ローン」でも、現金一括返済できる方は「買取」で売却することができます。
お家を売る相手
お家を売る相手は不動産会社です。
あなたのお家を不動産会社が直接買い取ってくれます。
お家を高く買取ってもらうポイントは
- 不動産会社同士を競わせる
- 1円でも手取りの金額が高い不動産会社を見つける
ことです。
詳しくは「家を高く買取ってもらう方法を元不動産屋が教えます!」で説明していますので、ぜひ読んでみてください。
買取のメリット
買取のメリットはすぐにお家を現金化できることです。
不動産会社にもよりますが、目安として最短1週間以内にお家を現金化できます。
また仲介と違い、SUUMOやHOME’S、チラシなどにお家の情報が載らないので、周囲にバレずに売却することができます。
買取のデメリット
買取のデメリットは、仲介より売却価格が安くなってしまうことです。
おおよそ仲介の価格の7割(70%)ほどになります。
仲介の段落でも説明しましたが、本を売る場合に例えると、古本屋さんが「買取」になり、フリーマーケットやメルカリが「仲介」になります。

買取について詳しくは、「【不動産買取】お家をすぐに売ることができる方法をかんたん解説!」で説明していますので、ぜひ読んでみてください。
③【任意売却】住宅ローンを返済できない方
「売却価格<住宅ローン」のように、売却しても住宅ローンがすべて返済できない方や、住宅ローンを現金で一括返済できない方は、任意売却という方法でしかお家を売ることができません。
任意売却は、簡単にいうと

全ての不動産会社が任意売却を取り扱っているわけではないので、任意売却を取り扱っている不動産会社を探す必要があります。任意売却を取り扱っている不動産会社はイクラ不動産で紹介してもらうことができます。
お家を売る相手
お家を売る相手は一般の消費者です。
あなたのお家をSUUMOやHOME’S、チラシなどに掲載し、「あなたのお家が欲しい人」を不動産会社に見つけてもらい、その方に売ります。売却活動の流れ自体は仲介と全く同じになります。
任意売却のメリット
住宅ローンの遅延が続くと、最終的に裁判所が強制的にお家を売却することで、貸した金融機関がお金を回収します。これを競売(けいばい)といいます。
競売はオークション形式ですが、お家の落札価格は、仲介での売却価格の約6〜7割(60〜70%)になってしまいます。
一方、任意売却は時間的な余裕はないものの、仲介で売る場合とほとんど差がないため、相場に近い金額(約75〜90%)で売却できます。
任意売却は、競売に比べると圧倒的にメリットがありますが、タイムリミットがくると金融機関は不動産を差し押さえて競売の手続きに入るため、任意売却できる期間中に売却することが必須です。
任意売却のデメリット
任意売却するには、住宅ローンを遅延・滞納していることが必須条件です。
住宅ローンを一定期間滞納すると、信用情報機関のブラックリストに登録されてしまいます。
ブラックリストに載ると、現在使っているクレジットカードはもちろん使用できませんし、その後、約5年間新たなローンは組めません。
もし、現在、遅延や滞納していなくても、どうしても売却するには、わざと遅延滞納しなければなりません。
任意売却について詳しくは、「【任意売却とは?】わかりやすく解説!ローンの返済が厳しい方へ」で説明していますので、ぜひ読んでみてください。
④【リースバック】売却してもそのまま住み続けたい方
お家を売ったお金が欲しいけれど、お家を売ってもこの家に住み続けたいという方には、リースバックがおすすめです。
リースバックとは
- あなたのお家を不動産会社が買い取る
- あなたは売却代金を一括で得る代わりにお家は不動産会社のものになる
- あなたは不動産会社からお家を借りることで、そのまま住み続けることができる
という売却方法です。
住宅ローンが残っていない方や、「売却価格>住宅ローン」のように売却したら住宅ローンを完済できる方、もしくは「売却価格<住宅ローン」でも、現金一括返済できる方は「リースバック」で売却することができます。
お家を売る相手
お家を売る相手は、リースバックを取り扱っている不動産会社です。
不動産会社にお家を買い取ってもらい現金化したあと、その不動産会社に毎月賃料を支払うことで賃貸として住むことができます。
リースバックを取り扱っている不動産会社はイクラ不動産で紹介してもらうことができます。
リースバックのメリット
リースバックのメリットは、お家をすぐに現金化できて、さらにそのお家に住み続けることができるということです。
また、同じ家に住み続けられるので、お家を売ったことが周囲にバレないというのもメリットの1つです。
リースバックのデメリット
リースバックのデメリットは、仲介での売却価格の5割(50%)ほどになることです。
また、賃貸として住み続けられるのですが、期間が決まっており一般的には3年程度であることが多いです。
3年以内にお家を買い戻さなければ、そのお家を出ていかなければいけません。
また、お家を買い戻す際は、売却したときの金額よりも高くなります。

このように、自分が売った金額で買えるという訳ではありません。
買取ならすぐに現金化できて、かつリースバックで売却するときに比べて、約1.5倍の金額で高く売却することができるからです。
リースバックについて詳しくは、「家を売ってお金をもらいそのまま住めるリースバックとは?」で説明していますので、ぜひ読んでみてください。
まとめ
「仲介(ちゅうかい)」「買取(かいとり)」「任意売却(にんいばいきゃく)」「リースバック」という4つの売却方法の特徴について説明しました。
メリット | デメリット | |
仲介 | 一番高く売却できる方法 | いつ売れるかわからない |
買取 | すぐに現金化できる(最短1週間以内) | 仲介の7割程の売却金額になる |
任意売却 | 住宅ローンが残る場合でも売却できる | ブラックリストにのる |
リースバック | 売却してもそのまま家に住み続けられる | 仲介の5割程の売却金額になる |
どの売却方法が良いかは「住宅ローンが返済できるか」と「いつまでに売却したいか」によって決まります。
ただし、住宅ローンが返済できるかどうかは、そもそもお家がいくらで売れるのかを知る必要があります。
お家がいくらで売れるのかは、イクラ不動産で、匿名かつ無料で査定することができますのでぜひご利用ください。
また、自分の場合どうすればよいのか、宅建士の資格を持つスタッフに相談することもできます。
