「中古戸建ての売却が得意な不動産会社が大事にしている事」ランキングTOP7

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「中古戸建ての売却が得意な不動産会社が大事にしている事」ランキングTOP7

戸建ての売却を得意とする不動産会社の現役担当者に実際にアンケートを取り、その回答をランキング形式で紹介して、「なぜそのポイントを大事にするのか」を解説しています。

「売却時に自分の不動産を任せる不動産会社を選ぶ基準」としてお役立て下さい。

中古戸建ての売却が得意な
不動産会社が大事にしている事
ランキングTOP7

順位 ポイント

1位誠意ある公正なお取引をすること(18.33%)

査定価格の根拠を説明する、買い手との交渉を開示するといった誠意を見せる行動で売り手に信頼してもらい、取引上の不安をなくして公正さをアピールするという声が1位に上がりました。

2位親身になって売主様の相談にのること(17.78%)

通常の売却時はもちろん、特に離婚、ローンの返済苦など売主がつらい場合などに、売主の気持ちに寄り添い親身になって相談にのることを心がけているという回答も多く見受けられました。

3位わかりやすく説明すること(15.45%)

業界の専門的な説明のほか、戸建ては売り方にも種類が多いため、最適な売り方を選んでもらえるように分かりやすい提案を心がけているという声があがりました。

4位お客様第一主義を貫くこと(14.46%)

売主の希望を最優先するだけでなく、的確でためになるアドバイスをするという「お客様第一主義」をモットーに掲げているという担当者も多いようです。

5位迅速なレスポンスと行動をすること(14.16%)

売却のタイミングやチャンスを逃さず、売主からの連絡や質問にすぐに返事をすることで誠意を示すようにしているという声が4位と僅差で上がりました。

6位売主様が満足するまでお付き合いすること(11.04%)

譲れない条件があったり、思い入れのある家を手放す方が満足できる売却を実現するため、とことんお付き合いすることを大切にしているというのがこちらの回答です。

7位売却後も長く続くお付き合いをすること(8.78%)

修繕時などにも声を掛けやすいように、売却後も長くお付き合いできるような関係性を築くように心がけているという回答も見受けられました。
<調査概要>(データ参照元)
イクラ不動産加盟店へのヒアリングシートによるアンケート調査
<実施方法>
実施日 2021年10月〜

順位別に戸建ての売却が得意な不動産会社の実際の声&大事にしていることをご紹介

戸建ての売却を得意とする不動産会社の実際の回答と併せて、「そのような会社の現役担当者は、どうしてこのポイントを大事にしているのか」について詳しく解説します。

1位(18.33%)誠意ある公正なお取引をすること

〈不動産会社担当者の実際の声〉

私が大切にしているのは、誠意をもって対応をすることです。戸建ては、建物部分の査定がポイントだと考えています。誠意をもって正しく査定し、公正なお取引ができるようにいつも注意しています。
査定価格や売り出し価格の根拠は明確に売主様にお伝えし、さらに買い手との交渉内容などもすべて開示しています。誠意のあるお取引には必要なことだと思っています。

〈それを大事にしている理由〉

戸建ては建物部分の査定・評価が低くなりがちなため、建物価格について売主が納得しにくいケースがよくあります。

実際にはその「低い査定額」でないと買い手がつかないのに、高めの額で売却を試みて売却成約までの期間が長びくこともしばしばです。

しかし、担当者が売主に過度に媚びることなく、誠意のある態度で公正な査定や妥当な売り出し価格の設定をすれば、売主も買主も適正な価格・期間内で満足した取引ができます。

まさに中古戸建の売却を円滑に進めるには、この価格に対する「誠意や公正」のある態度が重要です。

不動産会社や担当者の選び方や見極めるポイントについては、「不動産売却はどこがいい?おすすめの不動産会社の選び方」「不動産会社や担当者を変えたい!変更方法と注意点についてまとめた」で詳しく説明しています。ぜひ参考にしてみてください。

2位(17.78%)親身になって売主様の相談にのること

〈不動産会社担当者の実際の声〉

住み替えや買い替えなど正の理由ではなく、ローン返済苦や借金返済などで家を売るお客様もいらっしゃいます。そのような場合は、より親身になってご相談にのるなど気を配って対応するようにしています。
売主様のお家への思いを受けとめて、「売却を任せてよかった」と言ってもらえるように、自分の家を売るような気持ちで一つひとつの案件に対応しています。

〈それを大事にしている理由〉

親身に相談相手になってくれる担当者は、例えば愛着のある物件をやむを得ず売ることになった場合などに頼りになります。

不動産会社は取引を早く終わらせたがるのが普通です。

よくある事例として、「長年暮らした家を取り壊さずに売りたい」と売主が希望するケースがあります。しかし、戸建ての場合築25年頃から建物の価値はほとんどなくなってしまうため、更地にして売った方が売りやすくなります。

何とか家を残して売ろうとしてもうまく売れず、泣く泣く妥協することにもなりかねません。

売主の事情を十分に汲んでくれる担当者は多様な着眼点を持って売却を進めてくれるため、売りにくい物件でも成約しやすく、売主は「自分の物件が大切に扱ってもらえている」という安心感も得ることが出来ます。

3位(15.45%)わかりやすく説明すること

〈不動産会社担当者の実際の声〉

「とてもわかりやすい説明だった」と言われるのが、私は一番うれしいです。取引の資料にも細かい注意書きや図を入れるなど、売主様にわかりやすくご説明できるような工夫をいつも考えています。
お客様にご説明をする場合は、事前にしっかりと準備をしておきます。売却方法の説明は複雑になることがあるので、特に気を配ることが多いです。あらかじめご説明のお時間を十分にとっておいてもらうことも大事だと思います。

〈それを大事にしている理由〉

業界の専門用語や、取引の上で理解しにくい点を詳細に解説してもらうことによって、売主が自分でしっかり納得しながら取引を進めていけるようになるため、よりスムーズに売却が出来るようです。

また戸建ての場合、売却には「買主にリフォームを勧める」、「解体して更地にする」などのさまざまな方法があります。

そこで売主に失敗のない選択をさせるために、メリット・デメリットも併せた詳細で分かりやすい説明を心掛けることで、結果売主の視野になかった売却方法が提示され、より条件の良い売却に結び付いている傾向も見られます。

4位(14.46%)お客様第一主義を貫くこと

〈不動産会社担当者の実際の声〉

ご売却のご相談を受けたときから、お客様のことを第一に考えながら手続きや取引を進めていきます。まれにお客様のご意向に反するご提案をすることもありますが、お客様第一主義の精神は一貫しているつもりです。
不動産売買を仲介する身として、お客様第一主義を大切にするのは当然だと考えます。お客様がいらっしゃらなければ、私達の業務は成り立ちません。お客様が何を望まれているのかを探りながら対応しています。

〈それを大事にしている理由〉

売主への気遣いが足りない会社だと、「早く売りたい」「ローンの返済のために出来る限り高く売りたい」といった事情があっても、取引を早く終わらせるためにせかされて、結局断念せざるを得ないということにもなりかねません。

一方、お客様第一主義を貫く担当者は、売主の要望を最大限重んじるために、売却のより多彩な方法を考え、提案してくれます。

そのため希望の売却を断念せずにすむ確率が高まり、納得感のある売却が実現しやすくなるため評判も良く、買主も集まりやすいです。

5位(14.16%)迅速なレスポンスと行動をすること

〈不動産会社担当者の実際の声〉

不動産業界に入ってから今まで、お客様をお待たせしたことがないというのが私の自慢です。すぐにお返事を差し上げるだけでなく、連絡がむずかしい場合は他の担当者につなぐようにしておくようにしています。
即レス、即行動は営業の基本だと思いますが、特に不動産取引では大切だと思います。タイミングを逃して取引成功を逃さないように、売主様のために常にアンテナを張り巡らせています。

〈それを大事にしている理由〉

不動産売却は人生において何度も経験するものではないので、基本的に取引についての知識はほとんどないという売主が多いです。

そのため、進捗が当初の想定と異なったり報告がなかったりすると不安になり、分からないことを尋ねようとして担当者に連絡をとったのに、中々返事が来ないと売却活動が億劫になってしまうこともあります。

迅速なレスポンス・行動をしている会社の担当者は、気にかかったことがあればすぐに対応してくれるため、自分の不動産が今どのような状態なのかを遂一確認でき、安心して売却を進めることができます。

また、好条件の買主が現れたときも素早い対応をしてもらえるため、売却の好機を逃しません。

買主の引き止めに失敗して売却のチャンスがなくなり、その結果、妥協した価格や条件で売らざるを得なくなるといった事態を防げるため、好条件での売却が叶えられるようです。

6位(11.04%)売主様が満足するまでお付き合いすること

〈不動産会社担当者の実際の声〉

お家への思い入れやこだわりが強い売主様もいらっしゃいますが、そのような売主様にもご満足いただけるようなご売却ができるよう、納得されるまでお付き合いすることを大切にしています。
ご縁のあったお客様にご満足いただけるよう、些細なこだわりやどのようなご要望であってもできるだけ実現できるようお付き合いさせていただいております。むずかしい状況であればあるほど、「ありがとう」がいただけるよう努力します。

〈それを大事にしている理由〉

売主の納得がいくまで並走してくれる担当者は、特にどうしても譲れない条件があったり、売却したい額が決まっている場合に頼りになります。

不動産取引はほとんどの売主にとって初めてのことであり、知識や経験が十分でないのが普通です。そのため想定外の事態が起きたときは混乱してしまいます。

しかし、会社側としては早く売ってしまいたいと思っているため、じっくりを考えて決める時間を取ってもらえないこともしばしばあるようです。

そのような時に、事態が起きている原因を説明し、解決法や対策などを提案して売主の満足がいくまで考えさせてくれる担当者だと、焦って決断するようなことがないため、希望通りの売却も叶いやすいと言えます。

7位(8.78%)売却後も長く続くお付き合いをすること

〈不動産会社担当者の実際の声〉

戸建てのお家を売却される売主様のなかには、買い替えの方も多いです。そのため、ご売却後もいろいろな面でサポートができるように、こまめに連絡するなどの気配りをしています。
私どもは、売却されるお客様も購入されるお客様も、どちらも長くお付き合いいただけるようなフォローを欠かしません。時節のごあいさつだけでなく、店舗に気軽に来ていただけるようなイベントも開催しています。

〈それを大事にしている理由〉

戸建ての売却理由には住み替え・買い替えが多いこともあり、売主が新しい物件を求める買主の立場になった時にはフォローをしてくれるため、売却後に物件を探す予定がある場合に頼りになります。

また売却後にトラブルがあった時にも、取るべき対策を教えてもらうことも可能です。

売却後に物件に白アリ被害や雨漏りなどが見つかってトラブルになるなど、場合によっては契約不適合責任が問われることもあります。

このような事態を防止するためには売主側が会社と買主に家の状態をしっかり伝えておかなければなりません。

しかし、売主の多くは売却は未経験のため、意図せずして窮地に陥ってしまうこともあります。

売却後の付き合いを大切にしている会社はそのようなことがないよう、よく気を遣っていることがほとんどです。防止策を教えてもらえるだけでなく、万が一何かあった時でも専門家を立てるなどの対策を取ってもらえるため、安心できます。

契約不適合責任については、「契約不適合責任とは?瑕疵担保責任との違いを確認」で詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事のポイントまとめ

このアンケート調査で分かったことは以下の通りです。

  • 戸建ての売却が得意な不動産会社の担当者が、営業時に心がけていることで一番多かった回答は、「誠意ある公正なお取引をすること」で、総回答数のおよそ19%だった。
  • 「誠意ある公正なお取引をすること」が1位となった理由として、戸建ては建物部分の査定額・評価が低くなりがちなため、価格設定について売主から納得してもらい、円滑に取引を進めるための肝と認識していることが伺える。
  • 負の理由によって戸建ての家を売却するケースもあることから、「親身になって相談にのることを大切にしている」と回答した担当者も多かった。