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【全国版】「土地の売却にかかった期間」ランキングTOP5&具体的な事例

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【全国版】「土地の売却にかかった期間」ランキングTOP5&具体的な事例

全国のお客様アンケート結果から土地の売却にかかった期間をランキング形式で紹介しつつ、あわせてそれぞれの期間で売れた具体的な事例を解説します。

全国の「土地の売却相場・動向データ」や「売却実績事例データ」を知りたい方は、「全国の土地・中古戸建て売却価格の相場と動向をやさしく解説」に掲載しているので、ぜひご覧ください。

土地の売却にかかった期間
ランキングTOP5

順位 ポイント

1位6ヵ月以内(33.5%)

6ヵ月以内で売れれば、土地の場合だと比較的短い売却期間だと言えるでしょう。その場所で土地を探している人が現れないと売却できないので、売出し価格や売却活動だけでなく、売るタイミングも重要になってきます。

2位1年以内(24.3%)

更地の状態で土地を売るのではなく、今の家を解体してから売る場合、測量や土壌改良が必要となる場合などもあるため、建物に比べて売却期間は長くなります。売却期間が1年以内というのは、決して長過ぎることはありません。

3位2年以内(17.2%)

売却期間が2年以内だったというケースでは、急いで売る必要がない土地で、売れればラッキーというくらいの考えで不動産会社に預けたままにしていたなどの回答もありました。

4位2年より長い(13.2%)

土地の売却に2年以上かかる場合は、売却価格の方を重視し、期間にはそれほどこだわらないという場合が多いようです。

5位3ヵ月以内(11.8%)

土地が3ヵ月以内に売れるのは、とても早いと言えるでしょう。人気のある条件の良い立地か、とにかく早く売りたいという理由で相場より安い価格で売り出した場合、かなりの短期間で売れていることもあります。
<調査概要>(データ参照元)
イクラ不動産で不動産を売却した売主様に向けたアンケート調査
<実施方法>
実施日 2021年10月〜2023年11月

順位別に実際のお客様の声&具体的な事例をご紹介

こちらでは、土地の売却に成功した売主の実際の回答に加えて、それぞれの期間で売却した具体的な事例を紹介します。

1位(33.5%)6ヵ月以内

〈売主様の実際の回答・声〉

【岡山県 Y様】
相続した実家を取り壊す前提で土地を売却しました。郊外ですが駅までも何とか歩いて行ける距離なのですぐに売れるだろうと考えていましたが、思ったよりも売れるまでに時間がかかってびっくりしました。ともあれ、売れてやれやれです。
【群馬県 S様】
まとまったお金が必要になったので、もう米を作っていない田んぼを売却しました。近くに住宅が建ち始めていたので、宅地にすることができたのでタイミングが良かったそうです。その手続きに時間がかかりましたが、すぐに売れました。農地を宅地にして売却する実績のある不動産会社に依頼したおかげだと思います。

〈6ヵ月以内で売った事例〉

土地の場合、6ヵ月の売却期間は平均的な長さです。

不動産業界において、売却期間は3ヵ月というのが一つの目安になっていますが、一般的に土地の場合はマンションや戸建てよりも売却期間が長くかかります。

ただし土地の場合、次のような「売り出す前の準備」に時間がかかるケースが多いため、それにかかる時間分、売却期間も延びている傾向にあると言えるでしょう。

  • 古い家が建っていて、それを取り壊してから売る
  • 隣地とを隔てる境界線が確かに分かっておらず、測量してから売る
  • 農地や雑種地を宅地にしてから売る

2位(24.5%)1年以内

〈売主様の実際の回答・声〉

【奈良県 H様】
祖父母の代から住み続けていた家を売却することにしました。子供が大きくなって大阪で所帯を持ち、一緒に暮らそうと言ってくれたからです。とても古い家なので解体することを前提とした古家付き土地という形で売りに出したのですが、駅から遠く、家の前の道路も狭いのでなかなか売れませんでした。1年近くかかりましたが、希望に近い額で売れてよかったです。
【宮城県 F様】
実家に一人で住んでいた母が亡くなり、私が家と裏山を相続しました。今後使う予定がないため更地にしてまとめて売却しようと思ったのですが、名義がずっと前に亡くなった祖父のもののままで……相続登記や、親族間のごたごたの整理にだいぶ時間がかかり、最終的に売却まで1年かかってしまいました。でも、不動産会社の担当者がいろいろと手配してくれたので助かりました。

〈1年以内で売った事例〉

土地売却において、売却に1年近くかかることは特に珍しくありません。

売却前にいろいろな準備を必要としたとしても、いざ、売りに出してから手続きや調査が必要になることもあるからです。

特に次のような場合は売却期間が長引きがちで、売却できるまでに1年以上かかることがあります。

  • 「形がいびつ」「交通アクセスが不便」といった売れにくい土地である
  • 「どうしてもこの額で売りたい」というような譲れない条件がある
  • 土地の境界や名義があいまいなまま放置されている

また土地の場合、相続によって所有することになった人が多いという特徴があり、よく聞く話として名義が故人のままだったために手続きに時間がかかったということがあります。

名義人を変更する相続登記は相続人全員の同意を必要とするため、人数が増えるほど話し合いは膠着しがちで、時として何ヵ月も長引くことは珍しくありません。

3位(17.2%)2年以内

〈売主様の実際の回答・声〉

【広島県 M様】
もう使っていない畑を売却しました。畑のまま売るしかないとのことで、農業をする買い手を探すことから始まったのですが、やはり時間がかかってしまいました。途中で農地売却に強い不動産会社に乗り換えると、お願いしてからすぐに売却が完了しました。農地売却が得意な不動産会社に出会えてよかったです。

〈2年以内で売った事例〉

売れにくくて長引いてしまった場合だけでなく、「急いで売る必要がなかった」というのも、売却期間が2年以内のケースでは多いです。

上記の回答のように、不動産会社を乗り換えることで売却が進む場合もあります。1社のみの不動産会社に任せていて動きがなかった場合は、思い切ってほかの不動産会社を探してみても良いでしょう。

4位(13.2%)2年より長い

〈売主様の実際の回答・声〉

【長野県 N様】
土地を相続したものの、使う予定もなかったので売れればラッキーという程度の気持ちで売りに出しました。不動産会社に預けたままだったのですが、2年過ぎたところでまとまったお金が必要になったので、急いで買取してくれる不動産会社を探して買い取ってもらいました。最初にもっと不動産会社をしっかりと調べておけばよかったです。

〈2年より長い期間で売った事例〉

上記の事例のように、積極的に売り出していなかったというケースもあるものの、売却に2年以上かけた理由の多くは「高く売れる時期を見極めた」というものです。

特に地方では、開発によってあるエリアの需要が急に上がることも多く、その時により高く売れることを目指しているというケースも見受けられます。

また、もともと手放す予定で売りに出していた土地を、定期的に公示地価を見て、例年より少し高いときに価格を調整して売ったという事例もあるようです。

5位(11.8%)3ヵ月以内

〈売主様の実際の回答・声〉

【福岡県 O様】
空き地を駐車場として貸し出していたのですが、主人が入院することになりお金が必要になったので、売却することにしました。駐車場会社に貸して管理もすべて任せていたので、そのまま駐車場会社に買ってもらうことができました。すぐに売れただけでなく、間に入ってくれた不動産会社ががんばってくれたので、良い値段で売れたと思います。助かりました。

〈3ヵ月以内で売った事例〉

この期間で売れるのは、「人気のエリアにある」「建物を建てやすい土地の形である」などの売れやすい条件の土地の場合や、上記の回答のように、すでに活用されている土地だったため、早く売れる場合もあるようです。

土地には定価がないので、間に仲介として入ってくれる不動産会社の力量次第で高く売れたり安くなったりします。少しでも良い条件で土地を売却したい場合は、売却を依頼する不動産選びが何よりも大切です。

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この記事のポイントまとめ

今回のアンケート調査からわかったことは、次のとおりです。

  • 土地の売却期間は、戸建てやマンションよりも長くかかる傾向があり、半年から1年ぐらいを想定しておくほうが良い。
  • 隣地などとの境界が確定していない場合は、測量が必要な場合がある。費用だけでなく時間もかかるため、注意が必要。
  • 農地や畑など特殊な土地を売却したい場合は、そのような土地の売却を得意とする不動産会社に売却を依頼することが大切。