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家を売却するときにハウスクリーニングすべき?費用対効果は?

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家を売却するときにハウスクリーニングすべき?費用対効果は?

住みながら売却する予定なのです。
売りに出す前に、ハウスクリーニングはやっておくべきですか?

こちらは、イクラ不動産をご利用いただいたお客様の実際のご相談内容になります。
イクラ不動産は不動産会社ではなく、無料&匿名で不動産の相談・会社選び・査定ができるサービスです。

結論としては、家を売却する時にはハウスクリーニングをすると効果があると考えられます。

ここではその理由とハウスクリーニングの相場料金、ハウスクリーニングが売却に及ぼす効果についてお伝えします。

1.売却の前にハウスクリーニングするべき理由

家を売却する前にハウスクリーニングしておくと、内覧の時に買い手に良い印象を与えることができるため、おすすめです。

内覧とは…購入希望者に、売却中の家の中を公開すること

買い手は購入する前に内覧を行うのが一般的です。

実はこの内覧は、家の売却のためにとても重要な役割を果たします。

買い手にとって家の購入は大きな買い物です。高い金額を払うからにはできる限りいい状態の家を購入したいと考えています。

そのため「家の中がどの程度きれいなのか」「清潔感はあるのか」などよく観察します。

家の中の印象がよければ、買い手の購入意欲も高くなります。

買い手にいい印象を持ってもらうためには、自分が思っている以上に汚れを徹底的に落としておくことが大切です。

床や各部屋など汚れがひどくない場所の掃除は、ある程度自分でもできるでしょう。しかし長く住み続けた家の汚れは自分で掃除をしてもなかなか落ちないものが多いです。

そこでプロのハウスクリーニングにお願いして頑固な汚れを取ってもらうのです。

長く住み続けた家には特有の臭いが付いていることもあります。臭いというのは意外と気にする人も多く、買い手に悪い印象を与える材料となってしまいます。

ハウスクリーニングでは室内の臭いもしっかり対策をしてくれますので、買い手が気になる臭いも取り除くことができます。

1-1.買い手が値下げ交渉しにくくなる

売り手が高く売却したいのと同様に、買い手はできるだけ安く購入したいと考えています。

ハウスクリーニングによって家の状態がよくなっている場合、買い手が指摘する場所が少なくなるため値下げの交渉がしづらくなります。

ハウスクリーニングで家の状態を良くしておくことは、家を値下げせずに売却することにつながるのです。

1-2.買い手をスムーズに見つけられる

賃貸でも売買でも新築はすぐに契約が成立することが多いです。早く買い手を見つけるために家の中をきれいで清潔にしておくことはとても重要です。

長い期間、買い手が見つからないと家の状態はどんどん悪くなってしまいます。加えて、家の維持費・固定資産税などの支払いも続けなければならなくなります。

ハウスクリーニングを行っていない場合は、売れるまでに数ヵ月以上経ってしまい、最悪の場合は家が売れ残ってしまうという事態になりかねません。

ハウスクリーニングによって新築に近い状態にしておくことは値下げの交渉が減ることに加えて、買い手がスムーズに決まることにもつながるのです。

早く売却することができると維持費の支払いの期間も短くなるため余計な出費を減らすというメリットも生まれます。

2.ハウスクリーニングをするべき場所と相場

内覧の際に買い手の好印象を得るためにはどの場所をハウスクリーニングすればいいのでしょうか。

ぜひハウスクリーニングを依頼してもらいたい場所と相場についてご説明します。

2-1.ハウスクリーニングをするべき場所

まずハウスクリーニングを依頼してもらいたい場所は、「水回り」です。

具体的には「キッチン」「レンジフード(換気扇)」「浴室」「洗面所」「トイレ」になります。

買い手は内覧の際、水回りをとくに気にします。毎日の生活で一番触れる部分だからです。

水回りの状態が悪いと価格交渉の格好の的にされてしまいます。また、水回りにはなかなか落ちない汚れが付着している場合が多いです。

ですが、プロのハウスクリーニングであれば、自分で落とせない汚れをきれいに落とす技術を持っているので、仕上がりを新築に近い状態へとしてくれます。

水回りは「プロにお願いする」のと「自分で掃除する」のとでは、格段に差がでる場所です。

水回りの掃除には時間もかかります。内覧のときは水回り以外の各部屋・クローゼット・玄関など、すべての場所をきれいにしておくほうがさらに好印象となります。

水回りのハウスクリーニングを依頼することで、他の場所の掃除にかける時間を多く確保することができます。お金はかかりますが水回りはプロの手でキレイにしてもらうほうが良いでしょう。

2-2.ハウスクリーニングの料金相場

ハウスクリーニングには一体どのくらいの費用がかかるのでしょうか。

部屋の広さ・戸建て・マンション・お住まいの地域などで費用が変わってきますが、おおよその相場は以下の通りです。

清掃箇所 相場料金
キッチン 7,000円~24,000円
レンジフード 9,000円~24,000円
浴室 10,000円~20,000円
洗面所 4,000円~10,000円
トイレ 4,000円~13,000円
エアコン 8,000円~15,500円
床・ワックスがけ 8,000円~15,000円

プロに依頼すると高額になるイメージがあるかもしれませんが、1箇所ずつのハウスクリーニングはそこまで大きな金額にはなりません。

キッチン・レンジフード(換気扇)

キッチンはマンション・戸建て・部屋の広さや、コンロの数・キャビネットの大きさなどで変わってきます。

キッチン周り、レンジフードや換気扇は油汚れがひどい部分ですが、プロのハウスクリーニングによって新品に近い状態まできれいになる場所です。

浴室・洗面所

浴室はカビや水垢、ピンクぬめりなどがとくに気になる場所です。洗面所も毎日使用する場所のため水垢がつきやすい部分です。

プロのハウスクリーニングでは蛇口や天井などもぴかぴかにしてくれますので、見た目がかなりきれいになります。

浴室と洗面所は料金が別に設定されていることが多いので事前に金額を確認しておきましょう。

トイレ

トイレも毎日使用する場所で黄ばみや黒ずみがなかなか落ちなくなることが多く、臭いも気になる部分です。

プロのハウスクリーニングによってきれいに洗浄してもらえます。

複数箇所のセット料金の場合は、個別に依頼するより安くなることが多いです。

ハウスクリーニング業者はたくさんありますので、料金を比較検討することをお勧めします。

上記以外にも、エアコン(内部クリーニング)や床(ワックスがけ)もプロにお任せすると臭いや汚れが格段に落ちてきれいになるので、余裕がある場合はハウスクリーニングを検討してみましょう。

ハウスクリーニングの費用を惜しんだ結果、内覧後に100万円近くの値引き交渉をされてしまっては、せっかく高く売却できるものも台無しになってしまいます(値引き交渉は100万円未満を値引くようお願いされることが多いです)。

そのようなもったいない事態にならないためにも、ぜひハウスクリーニングを活用しましょう。

3.ハウスクリーニングは内覧前に

ハウスクリーニングは必ず買い手の内覧の前に済ませておくことがポイントです。

売却の際は、不動産会社に仲介してもらうのが一般的です。不動産会社はハウスクリーニングの有無で査定を変えることはありませんので、そのままの状態を確認してもらったほうがいいです。

むしろハウスクリーニングを行う前に、不動産会社の目からみて重点的に掃除をしたほうがいい所はどこかアドバイスをもらうことをお勧めします

3-1.ハウスクリーニングの費用対効果

家の売却金額は、数百万・数千万円単位の金額です。ところが少しの汚れがあるだけであっという間に10万円単位の値引き交渉をされてしまうことになります。

場合によっては100万円以上値引きをしなければならないという場合もあります。

家の中の状態をきれいに保って、買い手に清潔感や部屋が明るいといった印象を与えることができれば、値引き交渉の可能性は少なくなりますし、順調に売却を進めることができます。

そのためにはハウスクリーニングは欠かせないものになります。仮にハウスクリーニングに10万円かけたとしても値引き交渉をされなければ売却金額が減ることはないので、結果的に高く売却できるのです。

ハウスクリーニングはぜひ行っておくことをお勧めします。

まとめ

ハウスクリーニングすることで内覧時、買い手に好印象を与えることができれば、スムーズな売却に繋がります。

ただしハウスクリーニングを行う前に、不動産会社の目からみて重点的に掃除をしたほうがいい所はどこか、アドバイスをもらうことをお勧めします。

しっかりした不動産会社であれば、的確なアドバイスをしてくれます。

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