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不動産会社インタビュー
株式会社村山製材所|リノベ不動産東近江あいとう店

住まいの「これから」に、滋賀・東近江で向き合う。建築の知識を生かし、家を「次の方へ受け継ぐ」

家を売りたいけれど、どの不動産会社に任せればいいか不安——。そんな売主様へ。滋賀・東近江の「村山製材所」三代目・村山将人さんに、建築の目線を生かした根拠のある査定、空き家管理から売却までのワンストップ対応、売主様への想いを伺いました。

株式会社村山製材所|リノベ不動産東近江あいとう店のインタビュー

滋賀県東近江市で、家や土地の売却相談を受けている村山製材所。取締役を務めるのは、祖父の代から続く製材所を継いだ三代目の村山将人さんです。
地元の工務店や建築会社で建築の経験を積み、二級建築士・一級建築施工管理技士・宅地建物取引士などの資格を取得。
3年前に家業へ戻り、株式会社として不動産事業(リノベ不動産/東近江あいとう店)を本格化させました。
創業から50年以上、地域とともに歩んできた会社です。

最大の特徴は、建築の目線を生かした「根拠のある査定」と、売却・リフォーム・空き家管理までを一手に引き受けるワンストップ対応です。村山さん自ら顔を出して発信し、地域では「あいとうむらやマルシェ」を主催するなど、顔の見える関係づくりにも力を注いでいます。

「出された査定額が、本当に妥当なのか分からない」
「もし売れ行きが思わしくないとき、どうすればいいのか不安」
「空き家や実家の相続を、誰に相談していいか分からない」

そんな売主様の不安に、村山さんはどう向き合っているのか。お話を伺いました。

(こちらの記事は、2026年6月18日に取材したものです。)

株式会社村山製材所

所在地:〒527-0174 滋賀県東近江市大萩町253
電話:0749-46-1320
取締役:村山 将人
宅地建物取引業免許:滋賀県知事免許(1)3959号
営業時間:9:00~18:00(水曜日定休)
対応エリア:滋賀県東近江市を中心とした近隣エリア

こんな方に向いています

●滋賀・東近江周辺で、家や土地の売却を考えている方
●建築の目線で、根拠のある査定をしてほしい方
●売却後の活用提案や出口戦略まで含めて相談したい方
●空き家や実家を、売却も管理も含めて長く相談したい方

木と向き合って50年、その先へ

——まず、会社のことを教えてください。

村山製材所は、その名のとおり、丸太から柱や木材をつくる製材業から始まった会社です。
祖父が初代で、私が三代目になります。もともと私は地元の工務店や建築会社で経験を積み、二級建築士や一級建築施工管理技士、宅地建物取引士などの資格も取得しました。
その中で、「家を建てたいのに土地が見つからず、家づくりをあきらめるお客様」を何度も見てきたんです。

——家業に戻られたのは、どういう経緯だったのでしょうか。

3年ほど前に戻り、株式会社にしました。50年続いてきた歴史をなくすのは簡単ですが、「もったいない。長男として、この会社をなんとか残したい」という思いもありました。
製材業として培ってきた知識と、私自身の建築・不動産の経験を活かせば、土地探しからリフォームまで一貫してお手伝いできると思いました。
それが今の事業につながっています。

中古とリフォームを、ひとつの窓口で

——製材所が、不動産の売買にも力を入れるのはなぜですか。

この滋賀の田舎は、一軒一軒の土地が大きいんです。母屋の横にもう一軒建てられるくらいで、比較的、新築住宅も建てやすい地域です。
ただ、価格の安さだけで競争すると、どうしても不具合が出て、お客様にご迷惑をかけかねません。それなら、中古の物件を買っていただいて、リフォームにつなげていくほうがいい。
中古住宅の場合は、水回りなどのリフォームをご相談いただくケースも多くあります。仲介から工事、資金計画まで、ワンストップで対応できます。
リフォーム費用を別のローンで組むより、最初から住宅ローンに組み込んだほうが、金利の面で有利になりやすく、お客様の手間も減らせます。

こうした建築やリフォームの知見があるからこそ、売主様に対しても「どうすればこの家や土地の価値をより伝えられるか」を具体的にご提案できるのです。
売却だけで終わるのではなく、その後の住まいや土地の活用までご相談いただけることが、当社の強みだと思っています。

祖父が掲げた「信頼」という言葉

——大切にしている考え方や、信念はありますか。

祖父が会社に「信頼」という言葉を掲げていました。信頼は、短い時間でつくれるものではありません。いろいろなことを積み重ねて、少しずついただくものです。
それは代々、必ず大事にしていきたいと考えています。
私たちの仕事は一人ではできません。協力してくださる業者さん、お客様がいて、初めて成り立ちます。
一発で大きく儲けたいという気持ちはなくて、身近な方とのつながりを大事に、ひとつずつ信用を積み重ねていきたいです。

——その先に、何を見ているのでしょうか。

「お客様の笑顔」です。新築はお客様の夢が詰まった100点満点から始まる引き算であることが多いです。
しかし、リフォームはマイナスから始まる足し算で、ビフォーアフターがはっきり分かります。「ありがとう」と言っていただける、あの瞬間がうれしいです。
不動産も同じで、なかなか売れなかった売主様に対し、建築士としての目線で少し角度を変えた提案をして売れたとき、心から喜んでくださる。
その笑顔のために動いていきたいと思っています。

顔を見せることは、責任の持ち方

——不動産業界では、顔を出さない方も多いと聞きます。ホームページでお名前も写真も出されていますね。

正直、まったく抵抗がないわけではありません。ただ、最近は飛び込みやネットでの詐欺も増えていて、安さだけを求めるとトラブルにつながりやすいと思っています。
私たちは実店舗を構え、地域に根ざして責任を持ってやっています。だからこそ、私自身を知っていただいて、「この人なら安心して任せられる」と思ってもらうことが大事だと考えています。
少しでも安心してご相談いただけるように、会社のことも私自身のこともできるだけ公開しています。

査定は「建築の目線」で見る

——査定額は、どのように決めているのですか。

入口は、AI査定などで目安の価格をお出しします。しかし、ご依頼ほしさに相場より高い金額で気を引くようなことは、私はしません。
高すぎる価格は、結果として売れ残りの要因になってしまうと考えているからです。実際にお会いできるなら、お家をしっかり拝見します。
建築が本業なので、床下のシロアリの跡、クロスのひびが経年劣化の範囲か、設備が交換時期に来ていないかまで、二級建築士・一級建築施工管理技士の目線で確認できるのも強みです。

——建築の知識が、査定にそのまま生きるわけですね。

そうですね。たとえば雨戸が壊れていれば、売主様が直すのか買主様が直すのか、その費用を売値にどう反映するかまでご提案できます。
値段を下げるにも、「なぜ下げるのか」という根拠があれば、売主様も納得しやすい。
不動産の取引は、「売って終わり」になってしまうことも少なくありません。しかし、私たちは建築が本業なので、売主様にも買主様にも、建築の目線で安心をお伝えできます。
できる限り現地を確認し、建物の状態も踏まえたうえで査定をご提案しています。

売れないときこそ、打てる手がある

——売れ行きが思わしくないとき、どんな手を打ちますか。

実は、こだわりの強い注文住宅ほど、売りにくい側面があります。前に住んでいた方の「色」が濃いと、次の方の好みに合わないことが多いからです。
その場合は、クロスを白いシンプルなものに替えるだけでも売りやすくなりますよ、とご提案します。
これは工事にもつながりますし、買い手の印象もガラッと変わります。

それでも難しいときは、思いきって価格を見直す、中古戸建てではなく「解体費用分を差し引いた古家付き土地」として売る、といった方法もあります。
ただ、解体すると再建築できなくなる地域もありますし、建物があるほうが固定資産税を抑えられる場合もある。
東近江市の「空き家バンク」を活用したり、フルリフォーム、平屋への建て替え、家庭菜園のある田舎暮らしなど、その土地に合った出口を、一緒に考えます。

持っているものは、すべて使う

——どんな媒体で、売却活動をするのですか。

ポータルサイトはアットホームをメインに、自社の売却専門ページ、イクラ不動産さんの地図検索、加盟しているリノベ不動産のページにも掲載します。
売主様のために活用できる媒体は、できる限り活用したいと考えています。

「見られないかもしれないから載せない」より、「見られる可能性があるから載せる」。
売主様からすれば、そのほうが動いてもらえている安心感がありますよね。検索のしかた次第で、ふと目に触れることもあります。
少しでも機会を増やし、多くの買い手候補に届けることが、売主様の安心にもつながると考えています。

抱え込まない、という約束

——媒介契約は、どう提案していますか。

基本は専任媒介をおすすめしていますが、まず3つの契約の違いを紙(資料)でご説明します。
契約の説明は、つい簡単に済ませてしまいがちな部分かもしれません。しかし私は、ここを一から全部お伝えするようにしています。
うちだけだと不安なら、いろいろな会社に声をかけられる一般媒介でもいいんですよ、とお伝えします。

専任媒介をお任せいただいても、他社様とも協力しながら、少しでも早く良いご縁につながるよう販売活動を行っています。
レインズに登録して、ほかの業者さんにもオープンにします。窓口がうちだけになるだけです。「絶対にこれにしてください」とは言いません。
初めて売る方がほとんどですから、不安に思うところを一緒に整理して決めていきます。

——報告は、どのようにされていますか。

連絡はLINEを使うことが多いですね。相続で持ち主が複数いらっしゃるなら、グループLINEをつくって、報告が全員に同時に届くようにします。
既読がつけば、見ていただけたと分かって、こちらも安心です。写真と動画で報告するので、遠方の方にも状況がしっかり伝わります。
メールだと一方通行になりがちですが、LINEなら「これは何ですか」と写真一枚で気軽に聞いていただける点も、メリットに感じています。

家族の家でも、することは同じ

——もしご自身のご家族の家を売るとしたら、どうしますか。

特別なことは、何もしません。いつもお客様にしているのと、まったく同じことをするだけです。
むしろ逆で、私はどのお客様の家も、自分の身内の家を預かるつもりで向き合っているので、家族だからといって変わりようがないんです。

やることは決まっています。すべての媒体に掲載して、まずはじっくりヒアリングから。
居住中か空き家かで案内のしやすさは変わるので、鍵をお預かりできれば、優先的にご案内します。
「家族だから手厚く、お客様だから人並みに」——そんな線引きは、私の中にはありません。

「売って終わり」にしない、長いお付き合い

——お引き渡しのあとも、相談できるのでしょうか。

もちろんです。私は「売って終わり」「買って終わり」ではなく、そこからが本当のお付き合いの始まりだと思っています。
網戸一枚の取り替えから、住まいのちょっとした困りごとまで、何でもご相談ください。
「まずは村山さんに相談してみよう」と思っていただける存在でありたいですね。
都会と違って、田舎ではいざというときにどこへ頼めばいいか分からなくなりがちですから、地域の身近な窓口でありたいと思っています。

「売る」ではなく、「継いでもらう」

——空き家の管理にも力を入れているのは、なぜですか。

東近江は、だんだん人が減っているエリアです。市の空き家バンクにも加盟していて、いまも数件、ご紹介をいただいています。
田舎では、ご先祖から受け継いだ家を「売る」ことに罪悪感を持つ方が、本当に多いです。
放っておくと家は朽ちて、いずれ壊さないといけなくなる。それは、とてももったいないことではないでしょうか。

だから私は「売る」というより、「次の方へ受け継いでもらう」という気持ちでお手伝いしています。言葉ひとつで、ふっと肩の力が抜ける方もいらっしゃいます。
管理は「日本空き家サポート」と提携し、月1回60分、窓を開けて簡単な掃除をして、写真と動画で報告します。
管理をして今の状態を保てれば、いざ売るときに価値が下がるのを防ぎやすくなります。

——「終活」としてのご相談も増えていると伺いました。

増えていますね。「子どもは都会に出て帰ってこない。自分たちが元気なうちに、家をどうにかしておきたい」という方が多いです。
相続登記も義務化されましたし、放置して相続人が増えると、数代前の名義のまま親戚中からハンコを集めて回るだけで大変な手間になります。
動けなくなってからでは遅いので、いいタイミングで売っておくことは、残されるご家族のためにもなるでしょう。
気軽に、査定だけでもかまいません。「負の遺産を残さない」という考え方は、とても大切だと考えています。

マルシェという、入口

——地域で「あいとうむらやマルシェ」を主催しているのは、なぜですか。

不動産も建築も、ひとつの金額が大きいので、お客様からすると入口のハードルが高いです。
ご飯を食べに行く感覚では、なかなか相談しづらい。それなら、自社で持っている土地で催し物をすれば、すぐに仕事につながらなくても地域の方に会社を知ってもらえます。
出店者さんもお客様も、家を持っている方が多いので、、そうしたご縁を大事にしたいと考えています。
「知らないところより、一度知ったところに頼みたい」と思うのが、人の気持ちではないでしょうか。マルシェを通じて、まずは会いに来てもらえたら、うれしいですね。

家を売る方へ、伝えたいこと

——最後に、これから家を売ろうとしている方へ、ひとことお願いします。

「売る」という行為に、後ろめたさを感じる必要はありません。
それは人生のターニングポイントですし、次に買う方、受け継ぐ方とのご縁がなければ、そもそも成り立たない話です。
マイナスの面ばかりでなく、前向きに考えていただけたらと思います。査定だけでも、どんな物件でも、気軽にお声がけください。

「お客様の笑顔」が、私がこの仕事でいちばん大切にしていることですから。「この人になら任せられる」。
そう思っていただけるよう、一件一件、誠実に向き合っていきます。

滋賀・東近江で、信頼できる不動産会社をお探しの方へ

村山製材所は、滋賀県東近江市を中心に、二級建築士・一級建築施工管理技士としての知識や経験を生かした「根拠のある査定」を行っている会社です。
「リノベ不動産」加盟店として、売却からリフォーム、さらには「日本空き家サポート」と提携した空き家管理まで、住まいのこれからをワンストップでサポートしています。
「網戸一枚の取り替えから」と語るとおり、地域に根ざした「住まいのよろず屋」として、どんな小さな困りごとにも寄り添う姿勢を大切にされています。
売るか迷っている段階のご相談はもちろん、相続登記義務化を見据えた終活のご相談にも、専門家として誠実に対応されています。

インタビュアーからの感想

取材を通じて強く印象に残ったのは、村山さんが掲げる「信頼」という言葉が、建築の専門知識に裏打ちされた真摯な行動として、しっかりと体現されている点でした。 単に市場の相場データだけで価格を出すのではなく、二級建築士・一級建築施工管理技士としての目線で実際の現場に足を運び、床下の状態や設備の劣化具合まで細かく確認する。そのうえで、「なぜその価格になるのか」「売却後にどう活かせるか」という明確な根拠と提案を用意する。そこからは、単に不動産を売買するだけでなく、お客様の暮らしの歴史や未来に寄り添う一員としての責任感が伝わってきました。 特に心に残ったのは、ご先祖から受け継いだ家を売ることに悩む売主様に対して語られた、「『売る』というより『次の方へ受け継いでもらう』という気持ちでお手伝いしている」という言葉です。大切にされてきた想いに配慮しながら、リフォームや空き家管理、時には解体まで含めた多様な選択肢を提示する姿勢に、創業50年以上の歴史を紡いできた会社ならではの温かみと誠実さを感じました。 祖父の代からの歴史を守りつつ、自身の建築業界での経験を融合させて「住まいのよろず屋」として地域に貢献する。自ら顔を出してマルシェを主催し、LINEを使った丁寧でオープンな報告を徹底するなど、一つひとつの取り組みが「後ろめたい取引をしない」という覚悟と、地域への深い愛情を表しています。 「どのお客様の家も、自分の身内の家を預かるつもりで向き合っている」。その揺るぎない言葉が、取材後も深く心に残っています。滋賀・東近江周辺で、家や土地の売却・活用に不安を抱えている方にとって、株式会社村山製材所は、査定の理由から売却後の将来まで、心から安心して任せられる頼もしい存在だと実感しました。

株式会社村山製材所|リノベ不動産東近江あいとう店の店舗写真
株式会社村山製材所|リノベ不動産東近江あいとう店
所在地
滋賀県東近江市大萩町253
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