実家を相続したものの、残された荷物が多くて動き出せない。長野の空き家は、誰に頼めばいいのかわからない。そんな売主様へ。長野・須坂の「空の家」村松健太代表に、家財整理と売却をまとめて引き受ける理由と、売れ残った空き家を動かす売り方を伺いました。

長野県須坂市で、空き家の売却相談を受けている「株式会社空の家」。代表を務めるのは、村松健太(むらまつ けんた)さんです。
2025年6月の創業以来、家財整理と不動産売却をひとつの窓口で引き受けることを掲げています。
最大の特徴は、片付けの順番そのものを設計することです。片付け業者より先に買取業者を手配し、値のつくものを換金してから処分に入ります。
この順番によって、手元に残る金額が変わることがあります。荷物を残したまま売る方法も選べます。
売り方も、決まった型に当てはめません。10年間売れなかった空き家を、住まいとしてではなく倉庫として売り出し、1か月で買い手を見つけたこともあります。
「実家を相続したが、家の中の荷物から手がつけられない」
「片付けに費用がかかって、手元にいくら残るのかわからない」
「県外に住んだまま、長野の空き家を売れるのだろうか」
そんな売主様の悩みに、村松代表はどう向き合っているのか。お話を伺いました。(こちらの記事は、2026年8月3日に取材したものです。)
創業:2025年6月
所在地:〒382-0911 長野県須坂市大字須坂765-4 常盤町flat-2(須坂駅から車で7分・駐車場あり)
電話:026-405-5749
代表:村松健太
宅地建物取引業免許:長野県知事免許(1)第6031号
営業時間:年中無休(年末年始を除く)
対応エリア:須坂市・長野市を中心に、中野市、上高井郡小布施町、上高井郡高山村、下高井郡山ノ内町、下高井郡木島平村
こんな方に向いています
⚫︎長野県北部で、空き家や実家の売却を考えている方
⚫︎家の中の荷物が片付いておらず、売却に踏み出せずにいる方
⚫︎県外に住んだまま、長野の空き家を売りたい方
⚫︎相続などで、早めの現金化を考えている方
⚫︎査定額の高さではなく、手元にいくら残るかで判断したい方
——ご経歴と、会社のことを教えてください。
不動産の売買と住宅の営業を経験したのち、2025年に独立しました。
当社が掲げているのは、家財整理と不動産売却を、ひとつの窓口でまとめてお引き受けすることです。この組み合わせが、ほかの会社とのいちばんの違いだと考えています。
——なぜ、その2つを組み合わせたのですか。
理由は2つあります。ひとつは、不動産の売却だけでは、他社との違いを出すのが難しいと感じていたことです。
もうひとつは、片付けの途中で挫折してしまう所有者の方が、実際にいらっしゃることです。
家を売るかどうかを考えるより前に、家の中の荷物をどうすればいいかがわからない。その段階で止まってしまうのです。
片付けと売却を同時に進められれば、時間と手間を減らせるうえ、手元に残るお金を増やせる可能性があります。
——独立を決めたのは、どうしてでしょうか。
すべてを自分の判断で進めたかったからです。
組織に属していると、売上を立てる時期や利益の大きさによって、引き受けられる案件が決まってしまう場合があります。
山あいの物件は対応エリアの外になる、権利関係のこじれた物件には手を出せない、といった具合です。
どの案件を、どうお引き受けするか。お客様の利益がいちばん大きくなる形を、自分で選べるようにしたいと考えました。
——「空の家」という社名は、印象に残りますね。
創業のときから、空き家を中心に扱っていくと決めていました。
空き家という言葉は、「空」と「家」で書きます。社名は、そこから取りました。あわせて、青空のような爽やかなイメージも重ねています。
——不動産会社らしくない響きですね。
そこは意識した部分です。不動産の会社に、固いイメージを持たれている方は少なくありません。柔らかい響きの名前のほうが、ご相談への一歩を踏み出しやすくなると考えました。
個人的には横文字の社名も好みなのですが、ご相談くださるのは年配の方が中心になると見込んで、日本語の名前を選びました。

——家財整理は、村松代表ご自身が作業されるのですか。
作業そのものは、協力会社にお願いしています。私が担うのは、全体の指揮です。実は、ここがいちばん重要な部分だと考えています。
——なぜ、指揮が重要なのでしょうか。
最初から片付け業者に頼むと、価値のあるものまで処分されてしまうことがあるからです。宝石のように、誰が見てもお金になるものは残ります。
一方で、漫画本や趣味の道具、日用品といったものは、ほとんどがゴミとして扱われてしまいます。
そこで当社では、片付け業者の前に、買取業者を入れます。買取業者の目を通すと、こうした品にも値段がつきます。
値のつくものを買い取ってもらってから、片付け業者に処分を任せる。この順番を組むことで、お客様の手元に残る金額を大きくしやすくなります。
——買取業者にも、得意分野があるのですか。
はい、はっきり分かれています。ホビー用品に強い業者、骨董に強い業者と、扱う分野がそれぞれ違います。ですので、家に何が残っているかを見てから、その都度選び分けています。
ここを間違えると、金額が大きく変わります。まとめて引き取ってもらうと、段ボールひと箱で100円ということがあります。
同じ品物でも、それを得意とする買取業者にお願いすれば、数千円から数万円になることもあります。どこに、どの順番で頼むか。それだけで差が出ます。
——ご自身で探すのは、難しそうですね。
難しいと思います。分野ごとの買取業者がいること自体、知らない人もいます。
相場もわかりませんので、提示された金額が安いのかどうか、判断する材料がないまま終わってしまう場合も多いです。
——家財整理では、どんなものが出てくるのですか。
多いのは、仏壇です。どう扱えばいいかというご相談を、よくいただきます。日本刀が出てくることも、珍しくありません。
——日本刀は、どうされるのですか。
登録証のあるものであれば、買取業者に引き取ってもらえることもあります。
一方、登録のない日本刀は、そのまま持っているだけで銃刀法に触れる可能性があります。決められた手続きが必要になりますので、ご自身で動かす前にご相談ください。
——知らないまま持ち続けてしまう方も、いそうですが。
ご自身で片付けをされている途中で出てきたとき、どうすればいいかわからない。それがいちばん危ない状態です。
判断に迷うものが出てきたら、動かす前にご相談いただきたいと思っています。
——荷物を残したまま、売ることもできるのですか。
できます。ご自身で片付けていただく必要はありません、とお伝えしています。必要なものだけ持ち出していただければ、残りはこちらでお引き受けします。
実際に、この形をご希望になる方は少なくありません。
——ご相談は、相続が多いのでしょうか。
ほとんどが、相続した空き家のご相談です。ご本人は県外にお住まいで、長野には家だけが残っている。そうした状況の方が中心になります。
——相続ですと、早く現金化したい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
時々いらっしゃいます。とにかく早く現金化したい、という場合には、条件が合えば当社が直接買い取ります。
買主様を探す期間がいらないぶん、現金化までが早くなります。ただし、価格は相場より下がるのが基本です。
その点をご説明したうえで、仲介と買取のどちらが合うか、ご事情に合わせてご提案いたします。
——難しい案件も、引き受けられるのですか。
引き受けます。権利関係が複雑なものや、裁判所を通した案件にも対応しています。
——手間がかかりそうですが。
正直に申し上げると、始めたころは仕事を選んでいられなかった、というのが実情です。ただ、続けるうちに考え方が変わりました。
難しい物件で本当に困っている方は、思っていた以上に多くいらっしゃいます。そして、手を尽くせば売れることもわかってきました。
街なかのきれいな物件は比較的売りやすく、売主様も困っていないことが多いものです。それなら、困っている方のお手伝いに力を注ぐほうが、自分の経験にもなります。

——印象に残っている案件を教えてください。
10年間売れなかった空き家を、1か月で買い手が決まるところまで進めた案件があります。
——10年ですか。
街なかから離れた場所にあり、天井が抜けていて、動物がすみついているような状態でした。家財もそのまま残っていました。何社かに依頼されていたようですが、動かないまま10年が経っていました。私がチラシを配ったところ、扱えますかとご連絡をいただきました。
——そこから、何をされたのですか。
やったことは3つです。まず、価格を実際に売れる水準に直しました。
次に、住むための家として売るのは難しいと判断し、倉庫として売り出しました。もともと敷地に倉庫もあったためです。
最後に、売り出す先を変えました。SUUMOやアットホームは、住まいを探す方がご覧になる媒体です。この物件は、不動産投資家の方が見るサイトに出しました。
結果、1か月で決まりました。
——売主様は、驚かれたのではないですか。
契約が決まったとお伝えしたとき、ご親族から詐欺ではないかと言われたそうです。
買うと見せておいて、あとからお金を請求される話ではないか、と。それくらい、売れないと思われていた物件でした。しかし、売り方を変えれば、買い手はいたのです。
——売り方の発想は、経験から出てくるものですか。
経験というより、市場の分析です。数字や事例を調べるのが好きで、根拠のない提案はしないと決めています。
たとえば、地元で長くやっているからトラブルが少ない、という説明はしたくありません。それは根拠にならないからです。
トラブルを減らしたいのであれば、建物の状態を実際に調べておくほうが役に立ちます。
——数字で考える方には、少し冷たい印象もあります。
最終的に目指しているのは、お客様に満足していただくことです。ゴールは、感情だと思っています。
そこにたどり着くために、自分の感情はいったん脇に置き、道筋をロジックで組み立てる。その順番で仕事をしています。
——査定価格は、どのように出しているのですか。
過去の成約事例をもとに算出します。ここは、ほかの会社と大きな差はないと思います。
——相場より高く売りたい、という方もいるのでは。
いらっしゃいます。会社によっては、相場より高い査定額が出てくることもあります。当社でも、ご希望の価格で売り出すこと自体はお受けします。
ただし、その場合は必ず期限を決めます。3か月なのか、半年なのか。期限までに反応がなければ、次の価格に動く。そこまで最初に決めてから、売り出します。
——期限を決めない売り方は、されないのですか。
難しいと思います。何年かかってもいいので高く売ってほしい、というご希望には、当社の力を発揮しにくいのです。
その場合は、ほかの会社のほうが合うかもしれません、と正直に申し上げます。相場から離れた価格は、買主様に無理を強いることにもなります。
——売却活動は、どのように進めるのですか。
掲載の軸は、アットホームです。長野では反響がいちばん強い媒体だと感じています。あわせて、投資用物件を扱う「楽待」にも掲載します。物件によってはチラシも配りますし、同業の会社からご紹介をいただくこともあります。
——楽待は、投資家向けの媒体ですね。
本来はそうです。ただ、楽待をご覧になって、住むために買われた方も実際にいらっしゃいます。
アットホームは掲載数が多く、物件が埋もれてしまうことがあります。一方、楽待に出している会社は、長野市内では多くないと感じています。
掲載が少ないぶん、1件ずつが目に留まりやすいのです。売りにくい物件ほど、投資用の切り口で出したほうが動くこともあります。
——ほかにも、されていることはありますか。
ほかの不動産会社にも、販売をお願いしています。売主様が他社と契約するわけではなく、窓口は当社のままです。そのため、仲介手数料とは別の費用を売主様にご負担いただくことはありません。
——それは、あまり聞かない方法です。
自社だけで買主様を探す、という考え方もあります。ただ、それでは出会える買主様の数に限りがあります。
情報を開示して、買主様を集めるのが得意な会社にも動いてもらうほうが、早く決まります。他社からお問い合わせがあれば、そのままご案内します。物件を抱え込むことはしません。
——媒介契約(不動産会社に売却活動を依頼するための契約)は、どうされていますか。
おすすめするのは、1社にお任せいただく専任媒介(1社だけに売却を依頼する契約)です。
ただ、契約の形そのものに、強いこだわりはありません。
ひとつだけお伝えしているのは、複数の会社に同時に頼むことはおすすめしない、という点です。ここまでお話しした売り方は、1社でお預かりしてこそ力を発揮できるためです。

——大切にされている考えを教えてください。
ご依頼いただいた方に、頼んでよかったと思っていただくことです。それに尽きると考えています。
——理念には「取引にかかわるすべての人が納得すること」と掲げられています。
不動産の広告では、売主様に寄り添います、という言葉をよく見かけます。それ自体は悪いことではありません。
ただ、売主様だけに寄り添うということは、裏を返せば、買主様を後回しにすることにもなりかねません。
私は、公平でありたいと考えています。売主様と買主様、その両方がうまくいって、初めてよい取引になります。
——それは、売主様にとって損にはならないのでしょうか。
なりません。むしろ、売主様を守ることにつながると考えています。
相場からかけ離れた価格で売り出せば、買主様に無理が生じます。その歪みは、どこかで表に出てきます。
双方が納得して進んだ取引のほうが、結果として売主様にとっても安全です。
——建物の調査も、勧められているそうですね。
はい。インスペクション、正式には建物状況調査と呼ばれるものです。シロアリの被害や雨漏りの有無を、専門の業者が調べます。
手間がかかりそうだと思われがちですが、実際にはそれほどでもありません。普及していないのは、何のための調査なのかが知られていないからだと思います。
——売主様にも、メリットがあるのですか。
あります。雨漏りやシロアリは、外から見ただけではわかりません。中古住宅を買う方の不安は、そこにいちばん集まります。
売買の契約では、現状のまま引き渡す、という取り決めを置くことが多くあります。
ただし、売主様が知っていた不具合を伝えていなかった場合には、この取り決めがあっても責任が残ることがあります。あとから見つかって困るのは、買主様だけではないのです。
先に調査をして記録を残しておけば、この不具合はお伝えしました、という証拠になります。
お伝えした部分については、あとから争いになりにくくなります。買主様にとっても、見えない部分がはっきりした状態で判断できます。
——費用はどれくらいでしょうか。
目安は7万円ほどです。売主様と買主様のどちらが負担するかは、物件によって話し合いになります。
条件次第では、当社が負担することもあります。仲介の仕事をお受けして、そのうえでトラブルを防げるのであれば、決して高い金額ではないと考えています。
——長野ならではの事情はありますか。
いちばん大きいのは、雪です。11月から2月にかけては、市場の動きが鈍くなります。1年のうち3分の1ほどは、売却活動を進めにくい時期ということです。雪の多い地域では、買主様をご案内すること自体が難しくなりますし、こちらが現地へ入れるかどうかもわかりません。
——では、いつ動けばよいのでしょうか。
逆算で考えます。年内に売りたいのであれば、12月では遅く、11月にはご案内が入っている必要があります。価格を見直すなら、9月と10月が勝負どきです。
この段取りを、売り出しの前にお伝えしています。
——売却にかかる期間は、どれくらいでしょうか。
取材の時点では、2か月から3か月で決まることが多い、というのが実感です。価格が市場に見合っていれば、反応は出てくるものだと感じています。
——長くかかった案件もありましたか。
あります。8か月かかった物件は、自分のなかでは長いほうでした。
同じ地域で何件かお預かりしていて、最後の1件だけが残ってしまったのです。ここまで残ったのは自分の責任なので、別の会社に変えていただいてもかまいません、とお伝えしたこともあります。それでも、最後まで任せていただけました。
——遠方の売主様からのご依頼も多いのでしょうか。
多いです。相続で家を引き継いだ方は、県外にお住まいのことがほとんどです。打ち合わせはオンラインでも、お電話やメールでも進められます。現地の確認は、私が代わりに行きます。
——途中経過の報告は、どのようにされていますか。
ご案内が入るたびに、その都度お伝えします。専任媒介では2週間に1回以上の報告が法律で定められていますが、それとは別のご連絡です。
お問い合わせのない時期にも、「いまは動きがありません」とお伝えするようにしています。何も届かない期間が続けば、誰でも不安になるはずです。
——連絡の手段は、何が中心ですか。
お電話が中心です。ご年配の方が多く、お電話番号しか伺っていない場合が多いためです。
LINEをお使いの方であれば、LINEでのご連絡にも対応します。ご質問への返信は、早い方だと思います。
——草刈りなどの管理も、されていると伺いました。
売却をお預かりしている物件で、条件が合えば対応します。以前、隣家の方から、草がこちらまで伸びてきて困っている、とご連絡をいただいたことがありました。
売主様は県外にお住まいで、すぐには動けません。それならと当社で草を刈り、その後の伸び具合も写真に撮って、定期報告と一緒にお送りしていました。
ただし、どの物件でもお引き受けできるわけではありません。定期的に足を運べる距離にあるか、条件が合うかどうかで判断させていただいています。
——費用を立て替えられたこともあるそうですね。
あります。売主様の引っ越し費用を、立て替えたことがありました。それで契約が前へ進むのであれば、と考えたためです。
もちろん、これも条件が整った場合の話で、いつでもできることではありません。
ただ、目先の手間を惜しんでトラブルになれば、その対応で動けなくなります。
不動産は、繰り返しご依頼いただく仕事ではありません。それでも、丁寧にやったことは、いつかどこかで返ってくると思っています。
——ご家族の家を売るとしたら、どうされますか。
やることは、お客様の物件とまったく同じです。いまお客様にしていること以上のやり方は、おそらくありません。
ただ、正直に申し上げると、身内の家の売却はあまりお引き受けしたくない、という気持ちもあります。
動く金額が大きいだけに、お金の絡む親族の話へ仕事として入っていくのは、少し気が重いと考えてしまいます。

——最後に、これから家を売ろうとしている方へ、ひとことお願いします。
まずは、話だけでも聞いていただければと思います。ご相談いただいたからといって、売らなければならないわけではありません。
不動産会社を選んでいる段階で構いませんので、一度お話しさせてください。
当社は、ほかの会社と違うことをしています。その中身にご納得いただけたときに、選んでいただければ十分です。
家の中の荷物をどうするか。仏壇をどう扱うか。引き渡しのあとに何かあったら、誰に聞けばいいのか。
不動産の仕事の範囲から少しはみ出したところにこそ、売主様のお困りごとは残っています。そこまで含めてお引き受けできるのが、当社の形です。
株式会社空の家(長野・須坂)は、家財整理と不動産売却をひとつの窓口で引き受ける会社です。買取業者を先に手配してから片付けに入ることで、手元に残るお金を増やせる場合があります。荷物を残したままの売却にも対応します。お急ぎの場合は、条件が合えば直接買取もできます。県外にお住まいのままでも、お電話とオンラインで進められます。売り方のご相談だけでも、お気軽にどうぞ。
取材を通じて深く心に残ったのは、村松代表の「困っている人の力になりたい」という思いと、それを実現するためにどこまでも論理的でフェアに仕事と向き合う姿勢でした。 印象的だったのは、10年間売れなかった空き家をわずか1か月で買い手へと繋げたエピソードです。売却できたことを報告した際、売主様のご親族から「詐欺ではないか」と疑われてしまったというお話からも、それほどまでに売主様自身も諦めていた難しい案件だったことがうかがえます。 そんな物件に対して、市場を徹底的に分析し、「倉庫」としての需要を見出す。そして、投資家向けの媒体に切り替えることで、新たな買い手との接点をつくる。その発想力と実行力に、不動産のプロとしての確かな力量を感じました。 また、「売主様だけに寄り添いすぎると、買主様に無理が生じ、結果として売主様を守れなくなる」という公平さを大切にする考え方も印象的でした。さらに、売主様の引っ越し費用を立て替えたり、遠方にお住まいの売主様に代わって自ら草刈りを行い、その様子を写真で報告したりするなど、自ら動く行動力にも驚かされました。 「丁寧に行った仕事は、いつか返ってくる」と語る村松代表。冷静に、時には徹底して論理的に進める戦略の根底には、困っている人を何とか救い、関わるすべての人が納得できる着地点をつくりたいという、深い誠実さがあるのだと感じました。 村松代表の飾らない言葉と確かな分析力に触れ、長野・須坂周辺で、放置された実家や大量の荷物を前にどうしたらよいか分からず困っている方にとって、株式会社空の家は、複雑に絡み合った問題を一つひとつ解きほぐし、諦めかけていた不動産に新たな可能性を見出してくれる、心強いパートナーなのだと実感しました。
営業電話なし!チャットで相談◎