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高齢者の家の買い替え(住み替え)は早めの相談がポイント

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高齢者の家の買い替え(住み替え)は早めの相談がポイント

高齢になってきたので、家の住み替えを考えています…
どのように進めていけばよいでしょうか。

こちらは、イクラ不動産をご利用いただいたお客様の実際のご相談内容になります。
※イクラ不動産は不動産会社ではなく、無料&匿名で不動産の相談・会社選び・査定ができるサービスです。

子どもが独立して、自身も年をかさねたときに、自宅の買い替えを考えるシニア世代が増えています。

ここでは、高齢者が家を買い替えるときのポイントについて説明します。

1.マンションに買い替える(住み替える)高齢者が多い

買い替えを考える高齢者の多くが希望するのはマンションです。そして意外かもしれませんが、マンションの中でも駅に近く、築年数が浅い物件に人気があります。

奥様
どうして高齢になってわざわざ家を買い替える必要があるの?
ご主人様
高齢になれば通勤もなくなるし、なぜ駅近のマンションが人気なの?
奥様
今更、築浅のマンションに住む必要はあるの?

と考える方に、その理由を説明します。

1-1.「広すぎる」「段差」「階段」がこれからの住まいには合わない

お子さんが独立してご夫婦2人になっても、ご家族で暮らしていた一戸建てや3LDK、4LDKの間取りの家にお住まいの方も多いです。その場合は家の築年数も古く、段差や設備の劣化も気になるところでしょう。

戸建住宅にお住まいの方は、段々と2階は使用しなくなります。階段が辛くなるからです。玄関にも、階段や段差はあるでしょう。

また戸建の寒いお風呂場は、「ヒートショック」が起こりやすいともいわれています。ヒートショックとは、急激な温度の変化によって血圧が大きく変動するために起こる健康被害のことです。

  • スロープをつける
  • バリアフリー仕様にリフォームする
  • 設備を新しくする

これらのリフォームをするとなるとかなりの費用がかかりますし、玄関の段差や階段の辛さまでは解消することができません。

また、築年数が古いマンションにも、洗面所やトイレなどに段差があることが多いです。それは排水管が水回りの下を通っているからで、構造上、リフォームで段差をなくすことは難しいです

それでも「段差をなくしたい!」と思ったら、その他下がっている部分の廊下やリビングの床を底上げするしかなく、そうなると天井が低くなり圧迫感が出てしまいます。

加えて、築年数が高いマンションは居住者全体が高齢になっていき、マンション自体の管理や修繕も難しくなるという問題もあります。

1-2.高齢者のニーズにあった家とは

  • 広すぎる
  • 段差が辛い
  • 設備に不安がある

今のお住まいにこのような点を感じている高齢者のニーズに合う家は、マンションです。

そしてマンションの中でも駅に近く、築年数の浅いマンションが人気なのは次の理由からです。

マンション

バリアフリーでエレベーターもあるマンションは階段や段差に気をつける必要もなく、高齢者にとって生活がしやすい住まいです。ゴミ出しや管理も戸建より楽で、負担が少なくなります。

駅チカ

高齢になると、車の運転に不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。ただ車に乗らなくなると出歩く回数が減って、家に引きこもりがちになる傾向があります。

駅が近いと周りに商業施設や病院が多くあり、また電車に乗って出かけようと思いやすくもなるものです。

築浅

奥様
今更、築浅マンションに住んでもねぇ…

とお考えかもしれませんが、高齢に差し掛かる今だからこそ築浅で設備がいいマンションに住むべきです。

駅近で築浅のマンションは、資産価値が落ちにくいというメリットがあります。将来的にマンションをお子さんに引き継ぐときにも、価値の高い状態で相続することができます。

「築浅」といっても、2000年以降に建てられていれば、換気システムや床暖房、バリアフリー仕様、浴室暖房乾燥機などが備わっているマンションが多いので、せめて築20年あたりまでで検討するのがいいでしょう。

1-3.好条件のマンションに買い替えられるのか

ご主人様
駅近・築浅のマンションに買い替えるお金なんてない!

と思うかもしれませんが、好条件のマンションでも、今の住まいより広さを狭くしたり、駅を少し郊外にしたりすることで、今の家を売却した金額で購入することも十分可能です。

2.高齢者がスムーズに買い替えするポイントは早めの相談

駅近で築浅のマンションは、需要が高いです。とくに「この駅で探したい」「このエリアから離れたくない」というのであれば、早めに物件を探し始めるのがいいでしょう。

買い替え先の話を中心にしてきましたが、買い替えの相談をするのは「欲しい物件を取り扱っている不動産会社」ではなく、「いま住んでいる家を好条件で売ってくれる不動産会社」にするべきです。それは今の家が売れる金額やスピード次第で、新居の予算や条件が変わってきてしまうからです。

良さそうな物件を取り扱っている不動産会社だとしても、あなたの家を高く、早く売ってくれるとは限りません。老後資金のため、できれば今の家を売ったお金で新居を買うことが理想でしょう。そのためには、売却目線で不動産会社を探すことが大切です。

とはいえ、いきなり不動産会社に行って相談するのは勇気がいりますよね。普段、気軽に行くお店ではないですから。

買い替えを検討していて自宅がどれぐらいの価格で売れるのか知りたいという人は、「イクラ不動産」をご利用ください。ご自宅の査定価格がいくらなのか調べることができます。

また、無料&秘密厳守であなたの地域の売却に強い不動産会社を探すこともできます。