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田舎にある空き家の放置を何とかしたい!失敗しない売却方法についてまとめた

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田舎にある空き家の放置を何とかしたい!失敗しない売却方法についてまとめた

「田舎にある不動産を相続した」「親を呼び寄せたあとの実家が田舎に残っている」など、遠く離れた田舎に空き家を抱えている方は少なくありません。

しかし、遠方にあることから空き家のまま放置しがちです。その結果、さまざまなトラブルを招くこともあります。

この記事では、田舎の空き家を放置するリスクや売却で失敗しないための不動産会社選びのポイント、空き家を売却しやすくするコツをわかりやすく解説します。ぜひ参考にしてみてください。

この記事で具体的にわかる3つのポイント

  • 田舎の空き家の放置によってどのような問題が発生するのかがわかる
  • 田舎にある空き家の売却を依頼する不動産会社の選び方がわかる
  • 田舎にある空き家が売れない場合の対処法や売却しやすくするコツがわかる
この記事はこんな人におすすめ!
田舎に空き家を所有していて放置したままにしている人
田舎にある空き家を失敗せずに売却できる不動産会社の選び方を知りたい人
田舎の空き家を売却しやすくするコツやポイントを知りたい人

もくじ

1.田舎の空き家は売れにくい?

3つのポイント

  • 田舎は人口減少により家の需要が下がっているため、空き家が売れにくくなっている
  • 田舎は不動産の売買取引が活発ではないため、対応できる不動産会社が少ない
  • 田舎にある空き家は築年数が古いものが多いため、どうしても売れにくくなってしまう

田舎にある空き家は、都会にある空き家と比べて売れにくいのは事実です。

田舎や地方にある空き家が売れにくい理由として、次のようなものがあげられます。

  • 人口減少により家の需要が下がっている
  • 対応できる不動産会社が少ない
  • 築年数が古い物件が多い 

1-1.人口減少により家の需要が下がっている

田舎の空き家が売れにくい理由として、まず地方の人口が減少傾向にあり、家の需要が減っていることがあげられます。

総務省統計局「人口推計(2023年(令和5年)10月1日現在)」によると、2022年よりも人口が増加しているのは東京都のみです。全国的に出生数から亡くなった人の数を引いた数値がマイナスになる「自然減少」傾向ではありますが、それに加えて、東北地方や北陸地方、中国地方などでは、「社会減少(転出による人口の減少)傾向に歯止めがかかりません

つまり、田舎や地方では人口や世帯数が減少によって家の需要も減っているため、売れにくくなっていると言えます。

全国の戸建ての売却動向については、「【2023年度版 詳細解説】全国の中古戸建て売却価格相場・動向」でくわしく説明しているので、ぜひ読んでみてください。

1-2.対応できる不動産会社が少ない

田舎の空き家を売却しようとしても、対応できる不動産会社が少ないことも売れにくくなる原因の一つです。

不動産会社がしっかりと情報を把握して対応できるエリアは限られています。そして、一般的には、物件数が多いエリアに店舗を構えることがほとんどです。

そのため、物件数が少ない田舎や地方には不動産会社が少なく、対応してくれるところを探しにくい点が問題としてあげられます。

1-3.築年数が古い物件が多い

田舎や地方にある空き家は、全体的に古い物件が多いことも、売れにくい原因の一つだと言えます。

最近まで人が住んでいた物件は、古くてもきちんと修理やリフォームがされていることがほとんどですが、空き家のまま放置されていた物件だと、古いだけでなくあちこちに修繕が必要なケースがほとんどです。

リフォームやリノベーションを前提に物件を探している買い手もいますが、どちらかと言えば古い物件を敬遠する買い手が多いため、田舎にある物件は売れにくくなっていると考えられます。

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2.空き家の放置で発生する問題とは?

3つのポイント

  • 田舎にある空き家を放置していると、所有しているだけで税金や管理費がかかるという問題がある
  • 田舎の空き家を放置していると、防犯面や衛生面で近隣に迷惑をかける恐れもある
  • 田舎で放置している空き家が「特定空き家」に指定されると、最悪の場合、固定資産税の優遇処置がなくなったり行政処分によって取り壊しを受けたりすることになる

田舎の空き家が売れにくいのであれば、売ることをあきらめて放置したままにしようと考える人もいるでしょう。

しかし、田舎に限らず、空き家を放置すると、次のような問題が発生する恐れがあります。

  • 固定資産税や管理費がかかる
  • 防犯面や衛生面の心配がある
  • 特定空き家に指定される場合がある

2-1.固定資産税や管理費がかかる

空き家を所有したまま放置する問題点としてまずあげられるのが、空き家を維持するための費用や税金がかかる点です。

空き家を所有しているだけで、毎年固定資産税がかかります。さらに、空き家を維持するための最低限の管理費やメンテナンス費用も必要です。

一つひとつの額は大したことがないと思われるかもしれませんが、それらを合計し、さらに何年も支払い続けるとかなりの額になります。空き家のまま所有する年数によっては、数十万円、数百万円になるかもしれません。

空き家の維持、管理費などについては、「空き家の売却費用は?売らない場合の維持管理の費用と比較してみた」で説明しています。ぜひ参考にしてみてください。

2-2.防犯面や衛生面の心配がある

空き家のまま放置していると、防犯面や衛生面でも心配です。

長期間管理されていない空き家は、老朽化が進み、害虫や野生動物が侵入する原因となります。

また、周囲に迷惑をかけるだけでなく、不審者の侵入や火災などのトラブルが発生する可能性もあり、近隣住民とのトラブルにもなりかねません。

こうした問題は放置期間が長くなるほど深刻化するため、早めの対策が重要です。

2-3.特定空き家に指定される場合がある

「特定空き家」とは、2014年に公布された「空家等対策の推進に関する特別措置法」により、適切な管理がなされず危険な状態にあると判断された空き家のことです。

空き家が適切に管理されず、老朽化や周囲への悪影響が認められると、「特定空き家」に指定される可能性があります。

特定空き家に指定されると、以下のようなペナルティを受ける場合があります。

  • 固定資産税の優遇措置が解除される
    住宅用地の固定資産税は、通常、優遇措置によって税率が低く設定されていますが、特定空き家に指定されるとこの優遇措置が適用されず、税額が大きく増える可能性があります。
  • 行政による指導や命令
    改修や撤去を求める行政指導が行われ、最悪の場合、所有者の意向に関わらず行政代執行で建物を解体されることもあります。この場合、解体費用が所有者に請求されるため、大きな負担となります。

田舎にある空き家を放置すること、これらの問題の発生が考えられます。トラブルに陥らないためにも、使う予定がない田舎の空き家は、売却するなど早めに処分するのがおすすめです。

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3.田舎にある空き家の売却で失敗しない不動産会社の選び方

3つのポイント

  • 田舎にある空き家の売却する際は、空き家がある地元で売却力のある不動産会社を選ぶことが大切
  • 不動産会社を選ぶときは、複数社に査定をしてもらって比較する
  • 地元の不動産会社と全国チェーンの不動産会社は特徴や強みが異なるので、売却したい物件にマッチしたところを選ぶことが大切

いざ、田舎の空き家を売却するとなった場合は、売却方法の選択や注意点をしっかり押さえることが成功のカギです。

ここでは、田舎ある空き家を失敗せずに売却するための不動産会社の選び方について解説します。

空き家の売却の流れや費用については、「空き家を売却するときに知っておくべきポイントについてまとめた」でくわしく説明しているので、ぜひ読んでみてください。

3-1.空き家のある地域で信頼できる不動産会社を選ぶ

田舎にある空き家の売却を依頼する不動産会社を選ぶ際は、空き家が所在している地域にある不動産会社を選ぶようにしましょう

売主としては、相談や打ち合わせがしやすい自宅近くの不動産会社に依頼したくなるものです。

しかし、売却対象の空き家から離れた不動産会社だと、売却活動をスムーズに行うことができません。たとえば、物件の調査や写真撮影、購入希望者の内覧対応などのたびに、担当者が現地に出向くことになります。

何よりも、不動産会社が物件が所在する街のことをよく知っていないのに、その地域や不動産の魅力を伝えることができない点が一番の問題です。このような状態で、高く売ることはむずかしいでしょう。

空き家が田舎にある場合は、そのエリア内で売却に強い不動産会社を選ぶのがおすすめです。

不動産会社の選び方については、「不動産会社の口コミは参考にならない?7つの理由と失敗しない選び方も解説」で説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。

3-2.複数の不動産会社に実際に会って比較する

不動産会社を選ぶ際は、売却に強い複数の不動産会社を比較することが大切です。

複数の不動産会社に査定を依頼することで、以下のようなメリットがあります。

  • 物件の相場を正確に把握できる
  • 各社の営業スタイルや対応を比較できる
  • 売却条件が有利な会社を選べる

現地で実際に訪問査定(ほうもんさてい)をしてもらい、査定額や説明などとあわせて、会ったときの話しぶりや第一印象から信頼できる不動産会社を選びましょう。

信頼できそうな不動産会社を選ぶことができれば、今後のやり取りが電話やメールなどでも安心です。

不動産会社の選び方については「不動産会社の営業担当者の見極め方を解説!売却を任せられる担当者とは?」でくわしく説明しています。ぜひご覧ください。

3-3.地元と全国チェーンの不動産会社の違いを知っておく

田舎の空き家を売却する場合、地元の小・中規模の不動産会社と全国チェーンの不動産会社で悩むかもしれません。

それぞれの不動産会社には、次のような特徴があることを知っておきましょう。

  • 地元の小・中規模の不動産会社
    地元市場に精通しており、地域のニーズや適正価格を把握しています。また、地元の顧客ネットワークを活用した売却が得意です。
  • 全国チェーンの不動産会社
    全国的な知名度や広い顧客基盤があるため、広範囲の買い手にアプローチできます。ただし、田舎の物件には優先順位が低い場合もあるため、対応状況を確認しましょう。

全国規模で展開している不動産会社だと、田舎の空き家に対応できないケースも多いです。

一方、地域の不動産事情に精通している地元密着型の不動産会社であれば、近隣の見込み客を抱えている可能性があるため、思っていたよりも早く売れる場合があります。

大切なのは、売却した物件の条件に合った不動産会社を選ぶことです。

田舎にある空き家の近くで売却力のある不動産会社を探したい場合は、ぜひ「イクラ不動産」をご利用ください。空き家のある地元で売却力のある不動産会社や、どんな物件の売却も断らない不動産会社をランキング形式から探すことができます。

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4.田舎の空き家が売れない場合はどうすればいい?

3つのポイント

  • 不動産会社の仲介でなかなか売れない場合は、買取の利用も検討してみる
  • 買い手が見つからない場合は、隣地の所有者に購入を持ちかけてみる
  • 自治体の空き家バンクや売却支援の利用を検討してみるのも一つの手

田舎にある空き家を不動産会社に依頼して売りに出してみたものの、なかなか売れずに困っている人もいるでしょう。

ここでは、売りに出した田舎の空き家がなかなか売れない場合、どのような対処法があるかについて解説します。

空き家が売れない場合の対処法については、「空き家の売却で売れない理由と解決策についてまとめた」でも説明しているので、ぜひ参考にしてみてください。

4-1.仲介で売れなければ買取を検討する

田舎の空き家がなかなか売れない場合は、仲介ではなく不動産会社に直接買い取ってもらう買取の利用を検討しても良いでしょう。

買取であれば、仲介のように売却活動をして購入希望者を見つける必要がないため、すぐに田舎の空き家を現金化することが可能です。

ただし、買取での売却価格は仲介での売却価格より3割程度安くなってしまいます。また、物件によっては買取をしてもらえない場合もあります

買取による売却については、「不動産買取とは?なぜ安くなる?相場額や注意点、おすすめの場合を解説」でくわしく説明しているので、ぜひ読んでみてください。

4-2.隣地所有者への売却を検討する

空き家を売りに出したものの、なかなか購入希望者が現れない場合は、空き家に隣接する土地の所有者に直接売却を提案するのも一つの手です。

隣地所有者は土地を拡張する目的で購入する可能性が高いため、交渉がまとまることがあります。

不動産会社を介さずに個人間で売買することもできますが、あとでトラブルにならないよう、不動産会社に仲介を依頼するほうが安心です。

不動産の個人間取引については、「【家の売却】個人間売買の方法とメリット・デメリットを解説!」で説明しているので、ぜひ読んでみてください。

4-3.空き家バンクや自治体の支援制度を活用する

売却がむずかしい場合は、自治体が運営する空き家バンクや、活用支援制度を検討するのも効果的です。

空き家バンクとは、空き家を売りたい所有者と購入を希望する人を結びつける仕組みで、多くの自治体で導入されています。

  • 空き家バンクの特徴
    地元で空き家を探している移住希望者や事業者に直接アピールすることができるため、通常の不動産市場では注目されにくい田舎の物件でも買い手が見つかりやすくなります。
  • 支援制度の活用
    一部の自治体では、空き家の改修費用や移住者への補助金制度を提供しています。また、空き家を地域活性化のために観光施設や公共施設として活用するケースもあります。

空き家バンクに登録する際は、物件の写真や条件をできるだけ詳細に記載し、買い手にとって魅力的な情報を提供することが大切です。

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  • だまされないか心配
  • 初めての売却で不安

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5.田舎にある空き家を売却しやすくするコツ

3つのポイント

  • 田舎にある空き家を売却する際は、代理人を立てたり持ち回り契約にしたりすれば、何度も現地に行かなくても済む
  • 不動産会社に相談したうえで、リフォームや清掃、ホームステージングなどを行えば、空き家の魅力を増すことができる
  • 相続した空き家の場合は、売却前に必ず相続登記をしておく

田舎の空き家を売却するには、少しの工夫で大きな差が生まれることがあります。

田舎にある空き家の売却にかかる手間や時間を減らすコツや、物件の魅力を高めて買い手に選ばれるためのポイントを押さえておきましょう。

5-1.何度も現地に行かなくても売却は可能

田舎にある空き家の売却でネックになるのが、現地まで足を運ぶことの大変さです。

不動産売買契約や物件の引渡しは、基本的には、売主、買主、不動産会社が集まって行われます。

ただし、田舎の空き家を売却するケースでは、スケジュールの都合で立ち会えないことが多いです。

そのような場合は、所有者本人が現地に行かなくても、次のような方法で売却を進めていくこともできます。

5-1-1.親戚や知人を「代理人」として売却する

空き家の近くに住んでいる自分の兄弟など親戚や知人を代理人にして、代理契約をする方法があります。

代理人の選定には、正式な委任状が必要です。口頭で「代理人をお願いしています」という簡単なものでは成立しませんので注意しましょう。

代理契約をする場合は、不動産会社が法的に有効な委任状の作成を手伝ってくれます。

代理人による売買契約については、「所有者以外が家などの不動産売却を代理でする方法と委任する際の注意点」でくわしく説明しているので、ぜひ読んでみてください。

5-1-2.司法書士へ依頼する

司法書士に、代理人をお願いすることもできます。

司法書士は、不動産登記の専門家です。不動産取引や登記の専門家である司法書士を代理人にすれば、売主としても安心感があります。

ただし、依頼には費用がかかるため、この方法はあまり選ばれません。司法書士に代理人を依頼する場合は、事前にどのくらいの金額でお願いできるかを確認しておくようにしましょう。

5-1-3.「持ち回り契約」にする

「空き家がある田舎には出向けないけれど、契約書面には自分で署名や押印したい」という希望がある人もいるかもしれません。このようなときには、持ち回り契約という方法があります。

持ち回り契約とは、売主、買主、不動産会社が一同に集まらず、買主と売主がそれぞれ別日や別場所において不動産売買契約を結ぶ方法です。不動産会社の担当者が、契約書を「持ち回って」署名捺印をし、契約を締結します。自宅に来てもらうことも可能です。

ただし、売主・買主のどちらかが「対面しないで契約を結ぶのは不安」だと、持ち回り契約を了承しない場合は、この方法を利用することができません。

5-2.リフォームや清掃で魅力をアップする

見た目の印象は、空き家の売却において非常に重要です。最低限のリフォームや清掃を行うことで、買い手の関心を引きやすくなります。

ただし、リフォームにかけた費用を売却額で回収できなければ元も子もありません。不動産会社の担当者とよく相談したうえで、リフォームするかどうかを決めましょう。

リフォームで期待できる効果は、次のとおりです。

5-2-1.必要最低限のリフォーム

大規模なリフォームをする必要はありませんが、以下のような箇所を整えるだけで印象が大きく改善されます。

  • 壁や天井のクロスの張り替え
    汚れや剥がれがある場合、新しいクロスに張り替えるだけで部屋が明るくなり、清潔感がアップします。
  • 水回りの修繕
    キッチンや浴室、トイレなどの水回りは、買い手が特に気にするポイントです。簡単な修繕や掃除を行い、清潔な状態にしておきましょう。

家を売却する前のリフォームについては、「お家を売る前にリフォームするべき?それともそのまま売却するべき?」でくわしく説明しているので、ぜひ読んでみてください。

5-2-2.ホームステージングの活用

空き家を売却する際、ホームステージング(家具や装飾品を配置して生活感を演出する方法)を取り入れるのも効果的です。

実際の生活がイメージしやすくなり、内見時の印象が向上します。家具のレンタルや簡単なデコレーションをするだけでも、買い手の心に残る物件にすることができます。

ホームステージングについては、「ホームステージングってなに?」でくわしく説明しているので、ぜひ読んでみてください。

5-3.適切な価格設定をする

物件の価格は、買い手の第一印象に直結します。これは田舎にある空き家の売却であっても同じです。

適切な価格を設定することで、売却のスピードや成功率が大きく変わります。

5-3-1.地域の市場動向に基づく価格決定

田舎の不動産市場は、地域ごとに需要と供給の状況が異なります。

近隣エリアの成約事例や市場価格を調査し、それに基づいた適正な価格を設定することが大切です。

地域の不動産事情にくわしい不動産会社に相談すると、地域の市場動向を基にしたアドバイスが得られます。

5-3-2.査定をしてもらうときのポイント

不動産会社の査定を受ける際は、次のようなポイントを意識しましょう。

  • 複数社の査定を比較する
    複数の不動産会社に査定を依頼し、それぞれの価格や根拠を比較することで、適正価格が見えてきます。
  • 物件の強みを明確にする
    たとえば、「日当たりが良い」「駅やバス停が近い」「自然環境が豊か」など、物件のメリットを明確に伝えることが大切です。

家の査定については、「家を査定する時のポイントと査定方法をわかりやすく解説する」で説明しているので、ぜひ読んでみてください。

5-4.相続した空き家であれば「相続登記」を確認しておく

田舎にある空き家が相続したものである場合は、相続登記をしているかどうかを必ず確認しておきましょう。

なぜなら、相続登記をしていないと、相続した物件を売却することができないからです。売却するとなってから相続登記をすると、時間や手間がかかります。

相続登記については、「相続した家の売却に必要な相続登記とは?手順と義務化についても解説」でくわしく説明しているので、ぜひ読んでみてください。

お家の売却で悩んでいませんか?

  • 何から始めたらいいか分からない
  • だまされないか心配
  • 初めての売却で不安

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まとめ

この記事のポイントをまとめました。

  • 田舎にある空き家は築年数が古いことが多く、また家を必要としている人も減少していることなどから売れにくくなっている
  • 田舎にある空き家をそのまま放置していると、次のような問題が発生するリスクがある
    ・固定資産税や管理費がかかる
    ・防犯面や衛生面の心配がある
    ・特定空き家に指定される場合がある
  • 田舎にある空き家の売却を依頼する不動産会社の選び方は次のとおり
    ・空き家のある地域で信頼できる不動産会社に売却を依頼する
    ・複数の不動産会社に実際に会って比較する
    ・地元と全国チェーンの不動産会社の違いを知っておく
  • 仲介で売却できない場合は、買取を利用するという手もある
  • どうしても売れないときは、隣地の所有者に購入を持ちかけてみたり空き家バンクを利用したりすると良い
  • 田舎にある空き家を売却しやすくするコツやポイントは次のとおり
    ・代理人を立てたり持ち回り契約にしたりすれば、何度も現地に行かなくても済む
    ・リフォームや清掃、ホームステージングなどをすれば空き家の魅力が増して売れやすくなる。ただし、不動産会社に相談してからにする
    ・地域の不動産市場にくわしい不動産会社のアドバイスに従って、適切な価格設定をする
    ・相続した空き家の場合は、売却前に必ず相続登記をしておく

田舎にある空き家が売れにくいのは事実です。しかし、売却のポイントを上手に押さえれば、決して売却できないわけではありません。

そして、田舎にある空き家を売却する際は、物件の相場価格や周辺の情報がわからないことにつけこまれて、不動産会社に安く買い叩かれないように注意することが大切です。

空き家のある地域で信頼できる不動産会社を選んだうえで、売却前にいくらぐらいで売れそうなのかを知っておくと、不当に安く買い叩かれるという失敗を防ぐことができます。

田舎にある空き家がいくらぐらいで売れるのか、そして空き家のある地元で信頼できる不動産会社はどこなのかを知りたい場合は、ぜひ「イクラ不動産」でご相談ください。

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さらに、田舎にある空き家の売却でわからないことがあれば、宅建士の資格を持ったイクラの専門スタッフにいつでも相談できるので安心です。

イクラ不動産については、「イクラ不動産とは」でくわしく説明していますので、ぜひ読んでみてください。