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お金が必要なので少しでも高く家を売る方法(マンション・戸建て・土地)

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お金が必要なので少しでも高く家を売る方法(マンション・戸建て・土地)

まとまったお金が必要なので、家を売りたいのですが…
少しでも高く売るには、どうすればよいでしょうか?

こちらは、イクラ不動産をご利用いただいたお客様の実際のご相談内容になります。
※イクラ不動産は不動産会社ではなく、無料&匿名で不動産の相談・会社選び・査定ができるサービスです。

いろいろな理由からお金が必要で、家(土地・一戸建・マンション)を売却する場合、買取(かいとり)という方法があります。

しかし、買取だと相場価格の60%〜70%程度の安い価格で売ることになってしまいます。急ぎであれば買取しかありませんが、時間があれば仲介(ちゅうかい)という方法で、買取よりも高く売却できるのでおすすめです。

ここでは、現金が必要な場合で、少しでもお家を高く売る得策についてわかりやすく説明します。

1.そもそも、お家を売るのにどれぐらい時間がかかるの?

まず、お家を売却するには、どれくらいの期間が必要かをみていきましょう。

すぐにお金に換えることが難しい不動産ですが、いったいどれぐらいの時間がかかるのでしょうか。

少し前の調査になりますが、こちらは不動産ポータルサイトSUUMOが2010年に調査した売却の成約までにかかった時間(822件の回答)の回答になります。

売却の成約までにかかった時間

  • 2週間未満 7%
  • 2週間以上1カ月未満 13%
  • 1カ月以上2カ月未満 21%
  • 2カ月以上3カ月未満 18%
  • 3カ月以上6カ月未満 20%
  • 6カ月以上1年未満 11%
  • 1年以上 10%

買取ではなく仲介で売却する場合は、3ヶ月という期間が一つの目安であり、3ヶ月以内で売却できれば早い方だといえます。

仲介については、「不動産仲介とは?家を希望に近い価格で高く売却できる方法を解説!」もで詳しく説明しているので読んでみてください。

実際、3ヶ月未満で売却した人が全体の半数以上(59%)を占めますが、一方で3ヶ月以上も41%あります。つまり、いつ売れるかわからないのが不動産だといえるでしょう。

「そうか、早ければ2週間未満で売れるのか」と思われるかもしれませんが、2週間で現金化できるわけではありません。上記の「成約」という単語は、不動産契約の時を意味しており、不動産契約時には手付金しかもらえないからです。

代金が全額もらえるのは引渡しのときですが、一般的に契約から約1~2ヶ月ほどかかります。条件交渉にもよりますが、1ヶ月でも早い方でどれだけ早くても2週間はかかります。買主が住宅ローンを利用する場合は、2週間ではまず不可能です。

不動産の売却でお金がいつもらえるかについては、「【不動産売買】家を売ったらお金はいつもらえる?」で詳しく説明しているので、ぜひ読んでみてください。

MEMO

成約とは?

不動産における成約(せいやく)とは、不動産契約が成り立つ(結ぶ)ことを意味します。

成約はいつ?

2.金額が下がるほど早く売れる

売却期間と成約価格との関係は反比例です。つまり、不動産は売却期間が長くなるほど成約価格が下がります

中古マンションの売出価格と成約価格の乖離率

こちらは、三大都市圏(東京圏・近畿圏・中部圏)での中古マンションが、売出価格と成約価格にどれだけの値引きがあったのかを示しています。

3ヶ月経っても売れないのであれば、1割(10%)以上の値段を下げないと売れないことがわかります。市場の原理でいうと、売れないということは、その価格では需要がないということであり、高いので価格を下げることが必要です。

このように、「できるだけ高く」と「できるだけ早く」は反比例しているので、どちらも手に入れることはかなり難しいといえます。

つまり、「できるだけ早く」売って現金化するためには、実際に売れるであろう金額である「相場価格」を見極める必要があります

その場合、家を売る方法自体は普通の不動産売却と同じです。不動産の売却の流れについては、「不動産売却の流れをイラスト解説!初めて売るなら何から始めるべき?」で説明してるので、ぜひ読んでみてください。

売却期間のタイムリミットは、現金がいつまでに必要かによります。

売却理由と売却時間

査定価格とは、おおむね3ヶ月以内に売れるという金額のため、3ヶ月よりも早く売りたければ、査定価格よりも下げて売り出す必要があります。

売却理由と成約価格

一刻も早く売るためには、価格を下げたり価格交渉を受け入れたりする必要があるため、相場価格より安くなるケースが多いといえます。そのため、最初に想定していた売却価格と成約価格とにズレが生じる場合があることも念頭に置いておきましょう。

まとめ

仲介での売却であっても、結局は相場価格よりも売却価格が下がるのかと思われた方もいることでしょう。しかし、仲介での売却で価格を下げるのと買取を利用するのとでは、結果がまったく異なります。

買取であれば相場価格の60〜70%でしか売れません。しかし、仲介で相場価格の90%売りに出せば、すぐに売れる可能性がかなり高くなります。

たとえば、相場価格が3,000万円のマンションであれば、買取だと売却できる価格は1,800~2,000万円前後です。しかし、仲介を通して相場価格の9割で売りに出せば、買取よりも約700~900万円も高い2,700万円程度で売れる可能性があります。

相場より1割程度安い価格の物件があれば、不動産の購入希望者は目ざとく見つけます。購入希望者はあなたが思っているより多いものです。

現金化するまでの期間がどうしても不安であれば、あまりおすすめではありませんが「購入者は◯ヶ月以内に決済すること」や「現金決済に限る」などの条件をつけて売りに出すことも可能です。売却期間に、余裕があればあるほど、相場価格に近く高い金額で売ることができます。

ここで大切なことは、少しでも高く売るためにはお家の相場価格を知らなければならないということです。

家やマンションなどの不動産は、一生にする買い物の中で恐らく一番高い買い物であり、あなたの大切な財産です。売却するときは少しでも高く売れるよう、計画的に売却することをおすすめめします。

どうしたらよいのかわからないという場合は、まずイクラ不動産をご利用ください。

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