
買い替えをしたいのに、今の家がなかなか売れません…
どうすれば良いでしょうか?
こちらは、イクラ不動産をご利用いただいたお客様からの実際のご相談内容になります。
※イクラ不動産は不動産会社ではなく、無料&匿名で不動産の相談・会社選び・査定ができるサービスです。
住み替えをしようと家を売り出したものの、なかなか売れないという人は少なくありません。
こちらでは、住み替えしたいのに家が売れないときの対処方法について説明します。
もくじ
1.住み替えで家が売れないときの対処方法
家が売れないときの原因は、多くの場合、価格高すぎる、物件に問題がある、不動産会社の力不足、のいずれかによるものです。
まずはそこを見直し、それでも売れない場合には「買取」を検討してみましょう。
1-1.価格を下げる
「問い合せが少ない」「内覧希望がほとんど入らない」という状況なら、価格が高いことが売れない原因かもしれません。
このような確認を経て、「価格に問題がある」と判断すれば、販売価格を下げて相場に近づける必要があります。


もし、このような状況であれば、価格に大きな問題はないとも判断できます。そのような場合は、家自体に問題がある可能性があります。
1-2.家をより良く見せる工夫をする
問い合せや内覧希望が一定数ある場合、価格は市場のニーズからかけ離れていないと判断できます。
それでも売却にいたらないのは、


このように思われてしまった可能性があります。
この場合の対策としては、ハウスクリーニングやホームステージングが効果的です。
業者によるハウスクリーニングは、10万円以下でも可能です。クロスの張替えなどを含めると少々値が張りますが、見違えるように家が綺麗になるものです。
そしてホームステージングとは、良い住まいを演出することです。
物があふれかえっていたり、生活感が丸見えだったりすると、どうしても買い手の購買意欲は落ちてしまいます。不用品を処分したり、内見前の清掃に少し気を遣ったりすることで、成約にいたる可能性は高まります。
1-3.不動産会社を変更する
家が売れる金額やスピードは、売却を依頼する不動産会社次第だといっても過言ではありません。
価格が高すぎたり、経年劣化以上に見た目が悪かったりすれば確かに売れません。しかし、

こんな場合には

などということもよくある話です。
そもそも査定額は的確だったのか?売却活動がしっかりおこなわれているのか?
この辺りにも疑問を持ち、他社で査定依頼しなおして、不動産会社を変更するのも1つの選択肢です。
不動産会社や担当者を変更する方法は、「不動産会社や担当者を変えたい!変更方法と注意点についてまとめた」で詳しく説明しています。また、不動産会社の選び方については「不動産売却はどこがいい?おすすめの不動産会社の選び方」で説明していますので、ぜひ読んでみてください。
ただし、専任媒介や専属専任媒介を締結している場合、媒介契約期間内の売主意向による解約は、不動産会社の売却活動に落ち度がなければ、それまでにかかった広告活動費の実費を請求される可能性があります。
すべての契約で請求されるわけではありませんが、不動産会社に解約の条件を聞いたり媒介契約書の内容を確認してから判断するほうが良いでしょう。
2.どうしても売れない場合は買取やダブルローンを検討する
住み替えでは「仲介」によって一般の消費者に売却すること、今住んでいる家が売れてから新居を購入することを優先すべきです。「買取」や「ダブルローン」という手もありますが、これらの利用は最終手段にするほうが良いでしょう。
理由は、「仲介」の方が「買取」より高く売れるからということと、ダブルローンの状態にすることは大きな負担になるからです。
ここでは、買い替えで家が売れない場合の最終手段である、買取とダブルローンについて詳しく説明します。
2-1.買取を検討する


住み替えで「売れなければ買えない」人は、「売り先行」にして売却に時間をかけるべきですが、もしこのような状況にあるのなら不動産業者や買取業者による「買取」を検討してみましょう。
買取とは、一般の消費者ではなく不動産会社に家を買い取ってもうという売却方法です。買取業者は基本的に即金で買取が可能なので、最短で数日から数週間で家を売却することができます。
ただし、買取価格は相場の7割前後になるのが一般的なので、その点も踏まえておくことが大切です。
買取については、「不動産買取の流れについてわかりやすく解説!」で詳しく説明しているので、ぜひ読んでみてください。
2-2.「ダブルローン」を組む
実は今住んでいる家が売れなくても、住み替えを可能にする方法があります。それは「ダブルローン」を組むという方法です。
ダブルローンとは、そのような商品名の住宅ローンがあるわけではなく、いま住んでいる家を売却する前にローンを組んで新居を購入し、旧居と新居の住宅ローンを一時的に重複させるという意味です。
もちろんダブルローン期間中の負担は大きくなりますし、そもそもローンの審査に通らない可能性もあります。
- いま住んでいる家の売却中に、どうしても購入したい家が売りに出てきた
- 資金的に余裕がある
ダブルローンは、このような場合の選択肢の1つとして考えてみてください。
ダブルローンについてさらに詳しくは「家を買い替えする際のダブルローンとはなにかわかりやすくまとめた」も併せてご覧ください。
まとめ
買い替えの際だけでなく、売りに出している家やマンションがなかなか売れない原因は、不動産会社の売却活動か売出し価格に問題がある場合がほとんどです。
まずは、不動産会社がしっかりと売却活動を行っているか、適切な売出し価格をつけているかを確認しましょう。そのうえで、不動産会社を変えるかどうかを決定します。
不動産会社の売却活動や売出し価格について、ご自分で判断するのががむずかしい場合は、ぜひイクラ不動産にご相談ください。
無料&秘密厳守で、宅建士の資格を持ったイクラの専門スタッフに相談できるだけでなく、あなたの状況にピッタリ合った売却に強い不動産会社をご紹介いたします。
また、イクラ独自の価格シミュレーションで簡単に素早く相場価格を調べることも可能です。
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